出版社内容情報
「死なせるにはちょ~っと惜しいかなぁ」
現れた“白馬の王子様“は--暗殺者”でした!?
無垢な王女×腹黒アサシンの歳の差・偏愛ファンタジー!
コミカライズも同月連載開始予定!
内容説明
その“暗殺者”は、わたしににっこりと微笑みかけた―。乙女ゲームの世界で5歳児の“悪役王女”・リュシエンヌになって以来、ずっと王妃たちからの暴力と空腹に耐える日々だった。そんなある日、隠し攻略対象の彼と出会った。名前はルフェーヴル。薬草の手当てで寝かしつけてくれたり、動けないわたしに水やビスケットをくれたり。生まれて初めて触れた温かさに―わたしは決めた。「お兄ちゃんにだったら、ころされてもいいよ」シナリオにはなかった孤独な二人の出会いが、ゲームを根底から変えていく!無垢な王女と腹黒アサシンの年の差・偏愛ファンタジー!特別書き下ろし番外編「少し未来の三人」を収録!
著者等紹介
早瀬黒絵[ハヤセクロエ]
静岡県出身、1993年1月生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starly
27
無垢な王女×腹黒アサシンの年の差・偏愛ファンタジー。 虐げられてきた主人公、リュシエンヌ。その内容は虐待に近いものであまりの内容に顔をしかめてしまった。彼女を救ったのはアサシン。彼女と彼の心情描写が交互で綴られてるのでお互いがどう思ってるのか知れるので分かりやすい。彼の独占欲が徐々にエスカレートしてヤバめ。デレデレのドロドロの甘々にさせたい彼だが、彼女が成長した時にこの関係がどうなってくのか続きが気になる。2023/02/12
すがはら
24
歳の差カップルと言っても幼女と十代。表紙もきれい。ルルの描く将来の計画がただの監禁じゃないかと心配したけど、リュシーと義兄との交流を邪魔してこないところを見ると、リュシーを孤立させて依存させよう系のヤンデレではないらしい。そこは一応安心。前半の虐待エピソードが長いし代わり映えしないしで退屈でした。王妃や王女が日常的に自分で物置部屋まで出向いたり、自ら暴力を振るうので、下級貴族か商人の家みたいだったし。成長後のリュシーがルルから離れたがらない理由に説得力を与えるための前半のダラダラなのかな。2022/06/13
わたー
23
★★★★★庶子であることで手ひどい虐待を受けていた幼女が、暗殺者の青年と出会うことから始まる物語。主人公は転生前の知識を有しているものの、思考が年齢に引っ張られているためか、必要最小限にとどまっていた。結果として、余計なノイズが少なく二人のやり取りを楽しむことができたのは良かった。初めての人間らしい交流にずぶずぶと浸かっていく主人公と、そんな彼女をデロデロに甘やかす湿度高めな青年…とても好きです。ただ、主人公に対する虐待はまだしも、王妃たちに拷問をし返すシーンは控えめでもよかったかな。2022/05/24
ひぬ
17
【読み放題】タイトル通り。虐げられていた王女が隠し攻略対象の暗殺者・ルルと出会い、彼に救われる物語。かなり不快感を引き起こす描写の連続でした。あまりにもリュシーが不憫すぎる…最後には復讐描写もありましたが、これもまたグロい。次巻からは多分糖度高めにはなるとは思いますが、続きはいいかな…2023/06/17
ぐっち
15
虐待されている王女と執着ロリ暗殺者。歪んでるなあと思いますが2人が幸せそうならいいのか。2022/05/29