内容説明
図解解説つき。原価計算の実例と利益管理への活用。
目次
第1章 製造原価の計算方法(製造原価の計算;税法の減価償却費と実際の減価償却費;間接製造費用;販売費及び一般管理費;目標利益)
第2章 難しい原価計算を分かりやすく解説(財務会計の原価計算の目的;間接製造費用の分配;損益分岐点と固定費の回収とは?;在庫を生産すると原価が下がる?;価格決定の問題 見込み生産と受注生産の違い;原価は真実、ただし正解はない)
第3章 原価を活かした工場管理(設備の大きさによって原価の違うのか?;自動化と多台持ち、ロボットの活用;ロットの違いによる原価の違い;断取時間の短縮と外取段化)
第4章 原価を活かして見えない損失を発見する(検査追加による損失;材料価格の変動;不良による損失;経費の増加による原価の上昇;設計の失敗;間接部門の増員;イニシャル費の回収)
第5章 意思決定への原価の活用(売上が不足している時、何を受注すべきか?;内製・外製はどちらが正解か?;設備投資すべきかどうか?;研究開発費と節税)
巻末資料
著者等紹介
照井清一[テルイセイイチ]
1962年愛知県生まれ。豊田工業高等専門学校機械工学科卒業。産業機械メーカー((株)フジ)にて24年間、製品開発、品質保証、生産技術に従事。2011年退社、(株)アイリンクを設立し、決算書を元にアワーレートを計算する独自の手法で、中小・小規模企業に原価計算の仕組みづくりのコンサルティングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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