出版社内容情報
英語学の「言語要素の名詞化」といった概念へのアプローチを、語法・文法研究にもとづいて、日本語と英語のさまざまな言語現象を丁寧に記述したうえで、一般化した一冊。
目次
第1章 指示詞を含む言語形式の接続詞化
第2章 逆接表現の多様性
第3章 「P中でQ」と「P中Q」
第4章 他動詞と目的語の隣接性について
第5章 前置詞の内部構造に関する一考察
第6章 引用表現をめぐって
第7章 下限設定表現をめぐって
第8章 類義表現「ように」と「かのように」をめぐって
著者等紹介
伊藤晃[イトウアキラ]
1959年大阪府東大阪市生まれ。1982年関西大学商学部商学科卒業。1991年神戸市外国語大学第2部英米学科卒業。1993年神戸市外国語大学大学院外国語学研究科(修士課程)修了。1996年立命館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、北九州市立大学基盤教育センター教授。専攻、英語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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