内容説明
こわもてのアジュンマ(オバハン)に食べたくもないキムチをついつい買わされてしまう貧乏トラベルライターと、そんなオバハンになぜだかモテモテの日本でバーを営む韓国人のマスター…。このおかしなふたりがソウルの路地裏で繰り広げる抱腹絶倒の胃袋場外乱闘。キムチの辛さに勝ちつつも、マッコリの二日酔いに負け、そのおいしさと人情に泣く。路地裏のラビリンスで展開される悲喜こもごものソウル・フード・バトル。
目次
鍾路区鍾路1街 教保文庫裏ピマッコル通り
鍾路区清進洞 清進洞商店街
鍾路区公平洞 公平洞安食堂街
鍾路区鍾路2街 YMCA裏の安食堂街
鍾路区仁寺洞 ピマッコル11通り
鍾路区敦義洞 タプコル公園裏の安食堂街
鍾路区楽原洞 定食二五〇〇ウォンの安食堂街
鍾路区都染洞 世宗路裏の安食堂街
鍾路区新門路1街 大元旅館周辺の安食堂街
鍾路区通義洞 景福宮駅周辺の安食堂街〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zero1
53
ソウルの路地は歩くとワクワク。まさに「初めてなのに懐かしい」。鐘路の裏通りを歩けば思いがけず安い旅館や屋台、食堂を見つけることも。韓国の食堂では基本的にナムルやキムチはお代わり無料。バランスのとれた食事で日本にいるより健康的。辛いプデチゲ食べたい!図書室で見つけて再読。手書きの地図がよくできている。写真も豊富で鮮やか。本書は02年に出ているが、街並みがその後どう変わったのか気になる。コロナが収束したらぜひ再訪したい。できれば飛行機でなく船で。2020/08/30
ユ-スケ
1
ふと、旅本、料理本を読みたくなる こちらはひたすらソウルの路地裏安食堂をめぐる内容 文章も読みやすいし、写真もいい ソウルのディープなガイドブック ただ、食に関心のある人向け2016/01/14
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