内容説明
半世紀の時を越えて。北白川の光と影、そして幻。古き良きあの頃の京都を舞台に自立を求めて奮闘する青年の心の軌跡と交錯する人々の運命。
目次
一 銀閣寺道 白川女と二人暮らし(五十年前の記憶;故郷を発って京都へ;日々の暮らし;白川女;暗転;幽霊;白川女との再会)
二 新京極 人形のあやべ(人形屋で働く;父と娘;黄色の花と和紙作りの里;心、揺さぶる;東京へ;京都から綾部、そして城崎温泉へ)
三 京都下鴨 それぞれの物語(六十五歳の同窓会;その子のこと;夢の中;退職記念講演会場で)
著者等紹介
東田保久[ヒガシダヤスヒサ]
1951年、群馬県出身。2022年、同社を退職。以降、街づくりコンサルタント会社経営、企業の監査役など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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