出版社内容情報
阪急沿線の成り立ちから現在までの歴史を、貴重な地図資料や写真をもとに紐解く、ちょっとディープな阪急線沿線探訪。
貴重な地図資料や写真を多数掲載し、楽しみながら阪急沿線の謎と不思議について深く知ることができる一冊です。
内容説明
関西随一の私鉄を地図上で詳らかに。刺激的な地形と歴史!
目次
1 阪急全線編(阪急宝塚線誕生のきっかけは現在のJR福知山線の国有化;現在の私鉄のビジネスモデル小林一三による戦略的な集客 ほか)
2 大阪梅田~十三駅・神戸線編(地上→高架→地上→高架 何度も移設した大阪梅田駅 大阪梅田駅;長年大阪に住む人でも迷う日本一広い梅田の地下迷宮 大阪梅田駅 ほか)
3 宝塚線編(時速30キロの徐行を強いた三国駅近くの昔の急カーブ 三国駅;梅田への到着時間を短縮 曽根駅と庄内駅の待避線 庄内駅 服部天神駅 曽駅根 ほか)
4 京都線編(速度アップの妨げとなった南方~崇禅寺駅間での蛇行 南方駅 崇禅寺駅;淡路駅手前の信号待ち解消 平面交差から立体交差に 淡路駅 ほか)
巻末付録 阪急電鉄各駅停車
著者等紹介
岡田直[オカダナオシ]
横浜市史資料室勤務。2023年春まで横浜都市発展記念館・主任調査研究員(学芸員)。1967年、滋賀県出身。東京大学文学部卒業、京都大学大学院修士課程修了(専門は人文地理学)。書籍編集者を経て前職
上田登[ウエダノボル]
鉄道ライター。鉄道旅行関係の書籍・雑誌に寄稿多数。1959年、兵庫県神戸市生まれ。関西学院大学卒業。幼少期から学生時代まで阪急沿線で過ごし、車両や沿線の変化をリアルタイムに観察した。小林一三の片腕として手腕を発揮し、小林の後を受けて1936年に阪神急行電鉄社長を務めた上田寧の曾孫にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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