角川ホラー文庫<br> バイロケーション スプリット

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角川ホラー文庫
バイロケーション スプリット

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041011461
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

料理人で殺し屋の佐和は、幼い頃から出現していた自身のバイロケーションと、共存の道を見出していた。だがある日、バイロケが勝手に殺しの依頼を受けて姿を消した。それが、新たな恐怖の始まりだった――。

内容説明

料理人で殺し屋の佐和は、幼いころから“もう一人の自分”であるバイロケーションと和解していた。だがある日、完全に情報共有していたはずのバイロケーションが、勝手に暗殺の依頼を受け、何も言わずに姿を消した。ターゲットは一体誰なのか?なぜ姿を消したのか?怒りを覚えた佐和は、自らの追跡を始める。それが、新たな恐怖を生み出すとも知らずに―。二重存在“バイロケーション”をめぐる、新感覚ホラーミステリ!

著者等紹介

法条遙[ホウジョウハルカ]
1982年静岡県生まれ。2010年『バイロケーション』で第17回日本ホラー小説大賞・長編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

57
ややこしいわーー。バイロケーションがオリジナルから分離するだけでも、?が浮かぶのに、まだ増えますか。さらには、ハーフと。テーマは面白いし、ホラーなんだけど、基本的な設定を五月雨で増やしていくと、もはや何でもありの様相。想像力がついていけませんでした。2020/04/19

うまる

23
ドッペルゲンガーの上位版、バイロケーションの続編。前作とは違い、バイロケーションと共生している主人公の話。そのためドキドキ感は少なかったですが、前の話の補完的な要素があったので楽しめました。この本から読む人に優しい作りではないので、前作から読むことをオススメします。”バイロケーションは発生する度にオリジナルの記憶を継承するが、バイロケーションの記憶はオリジナルに吸収されない”このロジックがとても面白いと思うんだけど、もう書かないのかなぁ。2019/11/09

coco夏ko10角

23
『バイロケーション』の続編。前作はとても面白かったけど、今回はちょっと。前作と繋がってる部分も。いっそこの設定で違う舞台や時代の物語を見てみたい。2018/03/07

おかむー

23
『リライト』『リビジョン』の二作で気になってこの『バイロケーション』シリーズで改めて思ったのだけれど、この作家さんはシリーズもの書くと二作目がすごーく雑になる習性でもあるんだろうか?『もっとがんばりましょう』。一作目で設定したバイロケーションのあれこれが序盤からほぼ破綻して、もう完全に一部の記憶を共有してるだけの他人になってますがな。ラストもこれといったどんでん返しもなくこじつけっぽいタネ明かしにしか見えないしなぁ。映画公開にあわせてやっつけで書いたという印象ですごく残念な作品2014/01/04

miroku

21
表紙が悪い!と、怒りをあらわにするほど内容が良い♪オチのネタがちょっと後出しジャンケンっぽいのはアンフェアだけどね。2017/01/20

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