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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
63
図書館本。「花鳥の夢」を読んだので。狩野永徳の父、松栄の作品など見れてよかった。「花鳥の夢」では凡人扱いである松栄もすごい作品だと。狩野派の歴史が見れて勉強になりました。2014/06/25
かっぱ
32
【図書館】狩野派の体系がこれ1冊でわかる。まさに決定版で永久保存版です。購入して手元に置いておきたい本。正信、元信、松栄、永徳からその後の江戸狩野、京狩野へのつながりが、解りやすく示されています。巻末には絵師350名の系図も載っています。ひとつの型を守っているとはいえ、それぞれに、型の中にあって個性を発揮しているのがおもしろい。本文の解説で狩野派が大企業に例えられていますが、400年続いた画業集団なんて世界でもまれなのではないでしょうか。本物の絵がもっと観たくなります。2014/07/05
プクプク
10
「花鳥の夢」と共に観て読む。狩野派を少しずつ知ることになった。どうやってこれらを描き進めるのかも「花鳥の夢」で少しわかった気がするので、今までより見方が変わってきた。本物の狩野派にはやく出会いたい。2015/07/20
荒野の狼
5
京都を旅行していると、狩野派による日本画を目にすることが多い。ところが、絵師の数は多く、その人物関係や、それぞれの画風の特徴が捉えどころがなく、恰好な入門書を欲していたときに本書を手に取った。本書は“「狩野派入門のための、安価で最良のビジュアルな書物」になることを目指したp4“とあるが、その目的は十分に果たしている。2022/12/07
青島
2
初期の狩野派から江戸狩野、京狩野、果ては河鍋暁斎、橋本雅邦等幅広く扱っています。狩野派入門には最適なのではないだろうか。2009/07/16