内容説明
感情が動くと、無意識に花を降らせてしまう魔法使いのラファ。そのせいで仕事をもらえず、花を抑えられる「冬の秘宝」を求めて北の城砦へ旅立つ。氷に閉ざされ、怪物が棲むという城で出会ったのは、狼を従えた冷たい瞳の王子・ウィルクだった。吹雪に阻まれて、春まで留まることになるラファ。ウィルクに頑なに遠ざけられるが、それは彼の「触れた者を凍らせる」呪いのせいで―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
19
感情が動くと無意識に花をふらせてしまう魔法使い。呪われた氷の王子様もそりゃ溶かされるよね。2021/03/14
きょん
17
触れたものを凍らせてしまう呪いのかかった王子×嬉しいと花を降らせてしまう魔法使いの可愛いおとぎ話。ひょんなことから雪に閉ざされた古城で冬を過ごすことになった二人。当初受を遠ざけていた攻が、受に触れても凍らない事を知ってからはべたべたに甘い溺愛モードに変わるのが可愛いし、攻の呪いを解くために自分に与えられた加護や魔法を失う覚悟で臨む受も男前だった。恋人公認後やプロポーズのラブラブも読めて楽しかった。2021/02/04
にゃん
6
★★★★☆2023/06/28
つき
5
二人とも健気でお似合いです。頑なな冬の呪いを背負った王子を春の魔法でとかしていくお話なんですが、とけた後の王子がものすごく甘くて良かったです。ラブラブ甘々が読みたいときにはピッタリかと思います。2021/01/24
るな
2
良かった。受けも攻めも芯が強くて2021/07/04