内容説明
『星見の宴』に持ち込まれた猛毒をなかったことにするため、自ら毒を口にし倒れたディアナ。翌日、ようやく目覚めた彼女の前に王宮騎士団が現れてシェイラが誘拐されたこと、その犯人として『紅薔薇様』ディアナの名が挙がっていることを告げる!このままではディアナの命は翌日の昼まで。愛娘の無実を証明するために、とうとうクレスター家が政治の表舞台に姿を見せる!一方その頃、攫われたシェイラはディアナの無実を証明する手がかりを発見。でも最も重要な証拠は誘拐犯の胸ポケットの中…!?誤解と陰謀渦巻くシリーズ第六巻がオリジナル展開で堂々登場!
著者等紹介
涼風[リョウフウ]
ある日唐突に浮かんだ、『おとぎ話の悪役が、実は悪い人じゃなかったら?』というアイデアを元にした『悪役令嬢後宮物語』がネットで評判となり、2013年8月出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なかちゅう
10
縁あって再読。ふと、ラノベの「悪役令嬢」って、乙女ゲーム転生もの(ゲームがどんなものかよく知らないけど)が主体だが、このシリーズは違うという事にあらためて気づいた。「知識」についての見解とかちょっとうなるものがある。ラノベって軽く見られがちだけど、ひとつの物語を作り上げるのに、裏ではかなりな「知識」を自分のものとして得ることが必要なんだよな~と改めて実感。WEB版とは少々ストーリーが違ってきているので書籍版がどうまとめてくるか楽しみ。でも、次巻読むときは一回通しで再読が必要かも(笑)2018/01/05
なかちゅう
7
あ、あれ?web版ここで完結してたと思ったけど、続きがでるの?そればちょっち、うれしいかも(笑)ただ、裁きの後のやり取りが載ってなかったので、そこがちょっと残念。次巻にのせてもらえるかなぁ?2017/11/12
零崎夢織
5
クレスター家の真実が分かる巻。 裏にそんなはなしがあったんだね。2020/10/25
あまぐり。
4
…痛快裁判……。強くはないが見た目ほど弱くなかったシェイラ嬢の勇姿、いじめられたり家事させられたり、でも貴族的な事も身についてて気遣いもできる…苦労人男爵令嬢結構万能というか生活力あるというか……あ、でもディアナも貴族でいじめられたり野生児で気を遣って生きてて頑張ってるもんな、似てるんだな。2019/07/23
みやぎ
3
クレスター家に悪い噂がありながらも、存続し続けた理由と、シェイラ誘拐の決着。そしてリリアーヌの黒幕度が上がっていく。2024/02/28




