だいじょうぶ、絵本があります―子育ての「困った」を解決する３００冊

安藤 宣子【著】/濱野 良彦【監修】

海鳥社（2021/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 173p／高さ 21cm
• 商品コード 9784866560953
• NDC分類 019.5
• Cコード C0037

内容説明

野菜はイヤ！保育園がイヤ！何でもイヤイヤ！―全部丸ごと絵本にお任せ！親子のコミュニケーションツールであり、頼もしい“育児の助っ人”でもある絵本。生活習慣の改善から、子どもの可能性を伸ばす絵本、ママを癒してくれるとっておきの一冊までおすすめ絵本を一挙紹介！

目次

１　生活習慣
２　家族の絆
３　可能性を伸ばす
４　学びをサポート
５　感じる心
６　思いっきり楽しもう
７　ママのために
８　選び方・読み方アドバイス

著者等紹介

安藤宣子［アンドウノブコ］
福岡県生まれ。司書、読書アドバイザー。１９９０年より、私立看護専門学校のナーシングライブラリアンとして１５年勤める。「情報科学」の単元講師を兼任、２００３～２００５年は福岡県看護教員養成講習会において単元「図書館学」の講師も務める。「視聴覚メディアと図書館の役割」（「看護と情報」）など個人での研究報告と、共同研究における論文・学会発表多数。その後、小学校図書室司書、高校図書館司書を経て、医療法人元気が湧く絵本と図鑑の親子ライブラリービブリオキッズ＆ベイビー創館から従事し、現在に至る。講師活動では、図書館司書・ボランティアを対象とした研修会をはじめ、福岡市内公民館子育てサークル、高校図書委員会研修会など福岡県内各地を回っている。２０１９年４月より福岡市教育委員会生涯学習課人材バンク「読み聞かせ講師」登録（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よこたん]

“子どもを静かなところにさそいこんで、ゆっくりと深々と、楽しくおもしろく美しく、いくどでも聞きたくなるようなすばらしい語り手を、私たちは絵本とよびましょう”　育児の「困った」に寄り添った絵本を紹介。就学前の小さい子向けがほとんどだったので、既読は11冊だった。うちの子は、絵本よりもテキトーにつくったお話を喜ぶタイプだったので、あまり読んでいなかったな。親が読んであげたい本と、子どもが喜ぶ本って一致しないことが多いのかも。しつけの気配を嗅ぎ取ると、反応が変わった記憶が(笑)　入眠儀式としての絵本っていいな。

2021/08/14

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

フリーペーパー「リトル・ママ」に、2016年４月～2019年11月まで、ユーザーの質問に回答していた記事に加筆・修正したもの。就学前の子育て世代にピッタリ。ママの気持ちにも寄り添っています。子どもの発達段階にも触れていて、心強い。季節や生活習慣など、色々なジャンルからの選書は参考になりました。

2021/07/09

[ris3901]

主に未就学児の親に向けたレファレンス絵本集。選ばれている本は名作ばかりではないですが、特定の内容の絵本を探している時に参考になります。Q&Aも多め。2021年2月初版。

2021/09/30

[上空弘育（ひろじー）]

読み友さんの読了本から、興味のある本を読んでみた。 子どもにどのような本を読ませたいか、読み聞かせをしたいかと考えるときに読む本。子育て真っ最中のおとうさん、おかあさんに良い本だと思う。 私自身は、所謂「子育て」期が過ぎてしまっている（大学生、高校生）ので、この視点で絵本を選ぶことはないが、絵柄やストーリーを説明してある部分から、ワクワクする本を見つけることができたから嬉しい。 いろいろピックアップできたので図書館へGoだ。

2025/02/09

[U-Tchallenge]

子育てのヒントになりそうな絵本をたくさん紹介してくれている一冊。眺めているだけで、「これ読んでみたい」と思わされる一冊に出会えること間違いない内容となっている。下手な話をするよりも、絵本を一冊読む方が伝わりやすい時だってある。それぐらい本には力がある、と思っている。もちろん、そういう意味合いだけでなく、純粋に絵本を楽しむために読むでもいい。また、絵本の選び方や読み方について説明されているところもある。一度で二度得するような内容となっている。

2021/12/11