出版社内容情報
日本人にとって古くから親しまれてきた「緑茶」。緑茶は渋味・苦味・旨味といった独特な味わいを持ち、健康に優れた機能を発揮する栄養成分が豊富に含まれています。国立がん研究センターの報告によると、緑茶を1日5杯以上飲んでいる人の死亡リスクは男女ともに下がり、飲む量が増えるほど脳卒中などの病気のリスクも低下することが明らかになっています。日本が誇る最高の健康飲料「緑茶」は今や世界中の人々の健康を支えるスーパードリンクとして大注目。日本茶の輸出額は2024年に364億円と過去最高を記録しました。さらに緑茶は飲むだけでなく茶葉を食べることで、緑茶の栄養成分を丸ごととることができます。そんな緑茶のパワーを、日本唯一のお茶に特化した「茶学総合研究センター」で緑茶研究に励む教授が徹底解説! 高血糖・肝機能・歯周病・認知症・不眠など、体の不調別の選び方・飲み方・食べ方を余すことなく紹介します。
【目次】
内容説明
日本が誇る最高の健康飲料「緑茶」のパワーを大公開!悩みの不調別緑茶の最もいい選び方・飲み方・食べ方。玉露、煎茶、番茶、ほうじ茶、緑茶の種類別おいしい淹れ方。
目次
第1章(日本唯一!お茶に特化した「茶学総合研究センター」が教える 長寿国「日本」が生んだスーパー飲料「緑茶」の3大健康成分;茶葉を食べれば多種多様の成分が丸ごととれる!抽出して飲めば3大成分の健康効果が素早く得られる!悩みの不調別緑茶の最もいい食べ方・飲み方図鑑)
第2章(高血糖・肝機能・脂質異常から歯周病・アレルギー・便秘まで 毎日の「緑茶習慣」が健康寿命を延ばす)
第3章(ストレスが和らぐ!熟睡できる!認知機能もアップ!脳の老化を防ぎ心が元気になる!「緑茶」のチカラ;緑茶の香りと旨味を最大限に引き出す 緑茶の種類別本当においしい極上の淹れ方ガイド;朝飲むのにおすすめの緑茶は?値段が高い緑茶のほうがやはりおいしい?ミネラルウォーターで抽出したほうがいい?など 知ればもっとおいしくなる緑茶の疑問Q&A)
第4章(日本茶の歴史・種類からお茶どころマップまで 身近だけど奥深い「緑茶」のすごさがわかる新事典;栄養豊富な茶殻を食べないで捨てるなんてもったいない!茶殻で楽しむエコレシピ&煎茶・抹茶・ほうじ茶アレンジドリンク)
著者等紹介
中村順行[ナカムラヨリユキ]
静岡県立大学食品栄養環境科学研究院特任教授。茶学総合研究センターセンター長。農学博士。静岡県茶業研究センターで「チャ」の育種分野を中心に研究を行い、「おくひかり」「さわみずか」「山の息吹」「香駿」「つゆひかり」「ゆめするが」「しずかおり」などの品種育成に携わる。2014年より現職。お茶の生産、加工、機能性、マーケティングなどをテーマに幅広く活動している
海野けい子[ウンノケイコ]
静岡県立大学茶学総合研究センター客員准教授。静岡薬科大学(現在は静岡県立大学薬学部)薬学部卒業。薬学博士。静岡薬科大学助手、静岡県立大学薬学部准教授などを経て、2019年より現職。主な研究テーマは、老化およびストレスによる生体機能変化の解析、緑茶等の食品由来成分の脳に対する抗老化作用に関する研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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