フェンダーVSギブソン 音楽の未来を変えた挑戦者たち―THE BIRTH OF LOUD 大きな音はカネになる!

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フェンダーVSギブソン 音楽の未来を変えた挑戦者たち―THE BIRTH OF LOUD 大きな音はカネになる!

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  • サイズ 46判/ページ数 504p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866471532
  • NDC分類 582.7
  • Cコード C0050

内容説明

ベンチャーVS老舗メーカー、レオ・フェンダー(機械オタクの技術屋)VSレス・ポール(目立ちたがり屋のギタリスト)―ライバルの闘いが、音楽史を変えた。人間ドラマ、企業の覇権戦争を描いた傑作ノンフィクション。ロックの歴史はギターでできている!エレキ・ギター開発史とミュージシャンたちの代理戦争を、ロック黎明期から黄金期の20年間とともに詳述。

目次

エレキはカネになる
天才技術者、レオ・フェンダー
誰も勝てない音を
レオとレスの出会い
なんでも作れるって言ったよな?
アーティストになったレス・ポール
スタンダード・ギターの開発
レス、リハビリでビグスビーのギターを手にする
レス&メリーの誕生
フェンダー社の好機〔ほか〕

著者等紹介

ポート,イアン・S.[ポート,イアンS.] [Port,Ian S.]
コロンビア大学MFA(クリエイティヴ・ライティング)修了。「ローリング・ストーン」誌、「ヴィレッジ・ヴォイス」誌などに寄稿。「サンフランシスコ・ウィークリー」紙の音楽欄の編集者を務めた。カリフォルニア出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つーこ

26
え?みなさん、それを見ただけで『これはギブソン』『フェンダーのストラトキャスター』とかって分かるもんなんですか?それは男子あるあるなのかな〜。私は音楽大好きだしライブもよく行くけど、見るだけではそれがギターかベースかも正直分かりません。なので、この本に書いてあることがどれほどすごいことかはほぼほぼ理解できていないと思われます。でも、誰かの閃きとか信念によって歴史が変わる話は大好きなので、それなりに面白かったですよ。2022/04/02

hirocchi

15
2大メーカー対決と言うより、前半は帯にもあるレオ・フェンダーとレス・ポールの人となりに焦点を当てた内容であり、後半はエレキギターがステージで脚光を浴び始めた頃の話に触れられていきます。ギターのメカニカルな発展話などを期待される方にはあまり面白くないかも。敗戦後、日本では高度成長に向かって行く中、アメリカで既に音楽の熱き進化が動いていたのは感慨深いです。2022/01/07

leo

11
自らがプレイヤーだったレスと、自分は楽器やらずひたすら開発に従事したレオ。対象的な2人を象徴したような写真のページが面白かった。完全なる陽キャと陰キャって感じ。しかしその後、陽キャ・レスが時代遅れのミュージシャンとなり、陰キャ・レオが若者の流行りに乗ってギター産業の主流になっていくとは皮肉だな。そしてそのまた後立場が逆転したり…まさにギター業界の二種軸と言っていい2人。2022/06/18

本の蟲

10
音楽に疎い自分でも知っている、フェンダーのストラトキャスターにギブソンのレス・ポールモデル。社名、製品名が元は人名だったのは予想の範疇だったが、同年代で面識があるどころか友人同士であり、全くタイプが違う開発者であり、シェアを食い合い、時代と業界の看板をめぐるライバル同士というのは初耳で大変面白かった。ギターはカントリーミュージックやジャズの名脇役であっても、決して主役にはならなかった時代。新しい音楽と楽器を夢想して、ラジオと木工細工を組み合わせて試作していた幾人の先駆者たち。彼らが造ったエレキ・ギター(続2021/10/30

乱読家 護る会支持!

3
僕が物心ついた時には、バンドと言えば、ボーカル、ギター、ベースギター、ドラムス(+キーボード)の4人(+1人)と決まっていたのですが、フルオーケストラの音楽がなぜ3〜4人が演奏するバンドに集約されていったのか、、、、とても不思議でした。 この本を読んで、それが音楽的(音響科学的な)な意味でそうなったのではなく、楽器の開発と音楽産業の発展によってそうなっていったんだなぁと何となく分かりました。 世の中は、お金が儲かる方に動く。進化論は、楽器の世界でも同じで、儲からない楽器は生き残れない運命のようですね。2021/11/22

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