出版社内容情報
世界一の音楽消費国と言われるまでになった、
日本のBGMの歴史を総括!
名著『電子音楽 in Japan』…世界一の音楽消費国と言われるまでになった、
日本のBGMの歴史を総括!
名著『電子音楽 in Japan』の著者による、入魂のジャパニーズBGM史!
海外で生まれたBGMビジネスが、
日本にどのように持ち込まれ普及していったのか――。
その歴史をビジネス界のトレンド、ハードウエア史、著作権の変遷など、
さまざまな視点を絡めながら、今日に至るヒストリーを振り返る。
BGMとは?
バックグラウンド・ミュージックの略称。アメリカにおいて「ミューザック」、「エレベーター・ミュージック」と呼ばれていた公共空間への音楽配信サービスを、東洋音楽放送がこう名付けてセールスしたことから日本で定着。アメリカでは使われないが、ヨーロッパは日本と同じBGMで通じる。
アスリートたちが愛聴している定番BGMリスト、
SNS等で話題の西友ストアのBGMについて、
さらに、日本初のBGM年表も掲載!
田中雄二[タナカ ユウジ]
著・文・その他
内容説明
喫茶店や商店街で流れている音楽、BGM(バックグラウンド・ミュージック)は歌謡曲、アニソンと並ぶ日本人の音楽体験の原風景。しかしこれまで、その音楽を誰が選曲し、どのような経路を辿って我々の耳に届いていたのか、多くの人が気に留めることはなかった。BGMという産業が英米でどのように生まれ、50年代末に日本に持ち込まれたのか。そんな「日本のBGMの歴史」のはじまりから、近年の音楽療法、アパレルの店内音楽まで60年の歴史を総括する初の国産BGM歴史本。
目次
日本は世界一のBGM消費国
BGMビジネスはいかにして始まったか?
マネジメントの研究と音楽の効能
米ミューザックの誕生
「労働疲労曲線」とミューザックの理論
短期間でライブラリーを拡大
「戦場にもミューザックを」
米国に先駆けた英国のBGMビジネス誕生
ナチスのテープレコーダーの発明
「日本の著作権の父」フォルスター〔ほか〕
著者等紹介
田中雄二[タナカユウジ]
週刊誌副編集長、書籍編集者を経て、現在は広告制作会社の映像プロデューサー。大野松雄、TM NETWORKドキュメンタリーなどの構成のほか、執筆業も。CD復刻プロデュースほか、細野晴臣、坂本龍一、冨田勲追悼公演のパンフレットをはじめとする、オフィシャル出版物などにも寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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