Jazz Thing ジャズという何か - ジャズが追い求めたサウンドをめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866470559
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

80年代以降のジャズとヒップホップの見取り図も総括する、

気鋭の音楽ジャーナリストによる、決定的な1冊。話題の新作は「ジャズという何か」から生まれている!



80年代以降のJAZZがわかる。著者待望の論考集。



これまでのジャズ史は、マイルスとプリンスを媒介した「ジャズ」 の存在を明かしてはくれなかった。いま目の前に現れてきたジャズは、少なくともモダン・ジャズではない。



では、一体どういうジャズなのか?



何処から現れたジャズなのか?



そして、そもそもこれはジャズなのだろうか?





誰にも書けなかった「80年代以降の越境するジャズ史」。

ジャズをめぐるサウンド史年表付き。





<おもな目次>



Intro これまでのジャズ史が語らなかった物語



1部

ジャズをめぐるサウンド史



2部

ジャズという何かをめぐる実践的覚書



1章 80年代─ ─ マイルスがアイコン化した時代とその背景



2章 ジャズとヒップホップが成し遂げたこと



3章 ジャズを相対化する─ ─ ギタリストが描き出すアメリカーナ



4章 ECMというサウンド・デザイン



5章 ドン・ウォズと共に蘇生したBlue Noteの現在



6章 ポストロックとジャズの街シカゴ、その過去と現在



7章 マンマシン・ジャズ─ ─ なぜミュージシャンは機械が作り出した音楽をトレースするのか?



8章 コレクティヴが生み出すジャズ─ ─ バンドという集まりを緩やかに解体する



9章 円環するジャズ─ ─ 過去と現在を繋ぐ音楽として



*ジャズをめぐるサウンド史年表

原雅明[ハラマサアキ]
著・文・その他

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

72ki

1
後半は既読の記事も多く、サクッと読みましたが、1部「ジャズをめぐるサウンド史」は、ググっと読み応えがありました。現在進行形のジャズと90年代のジャズとの「繋がり」はもっと語られてもいいと思っています。2018/06/07

河村祐介

1
わりと行ったり来たりの読み返しをしたりとゆっくり読んでいたので他の本との併読もあり結構時間かけて読んだ。個人的には、柳樂さん小熊くんのJTNC周辺へ、自分の好きな領域の橋渡し的な側面というかその理解の溝を本当にちょうどよく埋めてくれたというか。1980年代のジャズを起点にマイルス晩期、ヒップホップやポストロック、ビートミュージックを周りまたジャズへの円環。とても面白い本でした。2018/06/02

よしみ

0
ほぼ未知の世界でした。たくさんアルバムも掲載されていて名前だけ聴いたことのあるアーティストがほとんど。最近のといっても90年代以降のL.A.系聴いてみよう📖直ぐに聴ける現代のありがたさ🎶2022/01/23

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