出版社内容情報
80年代以降のジャズとヒップホップの見取り図も総括する、
気鋭の音楽ジャーナリストによる、決定的な1冊。話題の新作は「ジャズという何か」から生まれている!
80年代以降のJAZZがわかる。著者待望の論考集。
これまでのジャズ史は、マイルスとプリンスを媒介した「ジャズ」 の存在を明かしてはくれなかった。いま目の前に現れてきたジャズは、少なくともモダン・ジャズではない。
では、一体どういうジャズなのか?
何処から現れたジャズなのか?
そして、そもそもこれはジャズなのだろうか?
誰にも書けなかった「80年代以降の越境するジャズ史」。
ジャズをめぐるサウンド史年表付き。
<おもな目次>
Intro これまでのジャズ史が語らなかった物語
1部
ジャズをめぐるサウンド史
2部
ジャズという何かをめぐる実践的覚書
1章 80年代─ ─ マイルスがアイコン化した時代とその背景
2章 ジャズとヒップホップが成し遂げたこと
3章 ジャズを相対化する─ ─ ギタリストが描き出すアメリカーナ
4章 ECMというサウンド・デザイン
5章 ドン・ウォズと共に蘇生したBlue Noteの現在
6章 ポストロックとジャズの街シカゴ、その過去と現在
7章 マンマシン・ジャズ─ ─ なぜミュージシャンは機械が作り出した音楽をトレースするのか?
8章 コレクティヴが生み出すジャズ─ ─ バンドという集まりを緩やかに解体する
9章 円環するジャズ─ ─ 過去と現在を繋ぐ音楽として
*ジャズをめぐるサウンド史年表
原雅明[ハラマサアキ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
72ki
河村祐介
よしみ
-
- 和書
- きらきら研修医