出版社内容情報
「自閉症というのは一般の人には遠い存在なのだと思うことがあります。
世の中には自閉症者に会ったことがないという人もいます。
その人の周りには自閉症者がいないか、いても気づかないのです。
たくさんの自閉症者が社会の中で生きているはずなのに。
自閉症のみんな、どこでどんな風に生きていますか?」
大人になってあらためて気づいた、障害についてのこと、日々の生活で感じること、明日を明るく生きるために願うこと。
【目次】
はじめに
君に贈る言葉 ~自閉症の子どもたちへ~
〇第1章 自閉症の不思議
コントロールできない言葉/独特の感覚/日常生活のなかで
ESSAY 呼ばれても振り向かない
〇第2章 わかってもらえたらいいなと思う心の中
脳の混乱/習慣とこだわり/言いたくても言えない気持ち
ESSAY 僕にとっては簡単ではない行動
〇第3章 障害と向き合うために
支援してくれる人たちに考えてほしいこと/大好きな親でいてほしい/わかってもらいたいこと
ESSAY 人の顔が覚えられない
〇第4章 自分と向き合う
自分を励ましながら/強くなりたい
ESSAY 自分を好きになるには
〇第5章 心を解き放つ
人について思うこと/自由と希望/自然とともに
ESSAY 自閉症者の感性
おわりに
誰かのために
内容説明
世界的ベストセラー『自閉症の僕が跳びはねる理由』執筆から17年―大人になって改めて気づいた、障害についてのこと、日常生活のなかで感じること、明日を明るく生きるために願うこと。大反響のツイート投稿にエッセイや詩を加えて待望の書籍化!
目次
君に贈る言葉―自閉症の子どもたちへ
第1章 自閉症の不思議
第2章 わかってもらえたらいいなと思う心の中
第3章 障害と向き合うために
第4章 自分と向き合う
第5章 心を解き放つ
誰かのために
著者等紹介
東田直樹[ヒガシダナオキ]
1992年千葉県生まれ。会話のできない重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。13歳の時に執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)で理解されにくかった自閉症者の内面を平易な言葉で伝え、注目を浴びる。同作は翻訳され、2013年に『The Reason I Jump』が刊行。現在30か国以上で翻訳、世界的ベストセラーに。21年10月『Forbes JAPAN』誌が選ぶ「世界を変える30歳未満の30人 30 UNDER 30 JAPAN 2021」、22年5月「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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