内容説明
滋賀県の湖東地域を中心に、道標、石灯籠、社号標、石鳥居、石碑、石仏の特徴と建立年代による推移を探り、中世において多数の石塔や石仏が造られた時代背景を考察。近年、造立年代が一世紀以上遡ることが明らかになった鵜川四十八躰石仏についても、新たな仮説を提示する。
目次
第1章 道標
第2章 石灯籠
第3章 社号標
第4章 石鳥居
第5章 石碑
第6章 石仏
第7章 中世石造物
著者等紹介
大塚活美[オオツカカツミ]
1959年、滋賀県に生まれる。立命館大学文学部史学科日本史学専攻を卒業後、1982年より京都府に学芸員として勤務(京都府立総合資料館、京都文化博物館、京都学・歴彩館)。その間に佛教大学歴史学科修士課程を修了。認証アーキビスト。退職後は京都府立大学非常勤講師。高島市と竜王町の文化財保護審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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