内容説明
“DSM分類(現代の精神医学スタンダード)の大きな過ち”“ヒト(社会的生きもの)だからこそ生じる「心の病気」”“「プロセス概念」で精神医学の真の全体像が見えてくる”「心の病気」は決して怖くない、難しくない!視点を変えて見えてくる「心のメカニズム」。現代人が健康に生きるための必読書。
目次
この本の概要
精神疾患の現状とDSM‐5の問題点
精神疾患の成因
プロセス概念
脳機能異常発現プロセス以外の精神病理
プロセス概念とスペクトラム概念の対比
プロセスの併存により生じる精神症状
知性は動物が生き残りをかけてみがいてきた能力
中核自我と周辺自我への自我の分離
意思決定のメカニズム
精神疾患の精神療法・薬物療法
精神疾患の治療と予防、自殺・認知症対策
著者等紹介
多田直人[タダナオト]
精神科専門医、精神保健指定医。日本精神神経学会、日本児童青年精神医学会、日本精神衛生会に所属。1951年北海道生まれ。北海道大学医学部卒業後、北海道大学医学部精神医学教室に入局。市立釧路総合病院精神神経科、国立十勝療養所に勤務後、市立稚内病院精神神経科医長を11年間務める。その間、社会福祉法人稚内木馬館理事、稚内保健所嘱託医、天塩保健所嘱託医、旭川児童相談所稚内分室嘱託医を歴任。1994年4月から麻生メンタルクリニック副院長。1994年6月から富田病院で精神科医長、副院長、院長を歴任。2000年5月五稜郭メンタルクリニックを開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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