目次
1 治安維持法運用の開始―一九二五~二七年(朝鮮における治安維持法前史;朝鮮における運用の開始;「満洲・間島」における初期の運用)
2 全開する治安維持法―一九二八~三四年(全開期の概観;民族独立運動への本格的運用;朝鮮共産党崩壊に至る治安維持法の適用;共産主義運動への集中的運用―一九三〇年代前半)
3 拡張する治安維持法―一九三五~四〇年(拡張期の概観;共産主義運動への追撃的適用;再燃する民族主義への適用;宗教団体への先制的適用)
4 暴走する治安維持法―一九四一~四五年(暴走期の概観;民族主義運動・意識の最終的えぐり出し;共産主義運動・意識の最終的えぐり出し;宗教事犯への本格的適用;保安法・朝鮮臨時保安令・不敬罪・陸海軍刑法などの積極的活用)
著者等紹介
荻野富士夫[オギノフジオ]
1953年埼玉県生まれ。1975年早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。1982年早稲田大学大学院文学研究科後期課程修了。1987年より小樽商科大学勤務。2018年より小樽商科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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