出版社内容情報
ヴェネチアで次々と起こる大量殺人事件。そしてその現場には、あのパンナコッタ・フーゴの姿が…。大人気の第5部を舞台に、オリジナル・ストーリーで贈る「ジョジョの奇妙な冒険」ついに登場!!
内容説明
組織のボスを倒そうとするブチャラティとジョルノたちの前に、恐るべき事件が巻き起こる。そんな惨事を起こすことのできるのは、ただひとり、ブチャラティがもっともよく知る者だった―。「ザ・キュアー」、「パブリック・イメージ・リミテッド」など、オリジナル“スタンド”も続々登場!ヴェネツィアを舞台にした、ジョルノ編インサイド・ストーリー。
著者等紹介
荒木飛呂彦[アラキヒロヒコ]
1960年生まれ。宮城県出身。少年ジャンプより『武装ポーカー』でデビュー
宮昌太朗[ミヤショウタロウ]
ライター/編集者。1972年石川県生まれ。大学時代からゲーム誌を中心に活動
大塚ギチ[オオツカギチ]
ライター/編集者。1974年北海道生まれ。ゲーム、アニメからサブカルチャーまで活動の幅は広い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あも
67
昨今の少年マンガのノベライズは有名作家(ジョジョなんかは特に、乙一、西尾維新、舞城王太郎…と企画に恵まれている)に書かせる事が多いが、これは古き良き時代のノベライズ。今時こういう脚本家だか小説家だか良く分からない人に書かせるタイプは売れないのだろうけど、原作の空白を埋める…ある意味ファンの妄想を形にしたようなチープなストーリーは、これはこれで楽しいと思える。ジョジョらしさを何とか出そうと原作の台詞を引用してたりするのもなんか微笑ましい。まあ、ファンとしては書き下ろしの挿絵が豊富なだけで必携なのだけれども。2012/11/13
神太郎
22
確か発売当初にフーゴが出るって言うので買ったら当時は活字中毒でもなかったのと言われてるほどフーゴが出てなくて途中で投げたのを思い出しながら久々に読みます。今回は放り投げなかったぞ(笑)うーん、やはり所々クビをかしげたくなるのがね。荒木節があまり利いてない。能力の解説もいまいちピンと来ないしで何とも粗が目立つ作品だ。ストーリーラインは悪くはないんだけどね。フーゴもこの扱いどうなん?とか色々と感じてしまうなぁ~。2021/03/16
END
10
上遠野 浩平の『恥知らずパープルヘイズ』もそうだったけど、第5部をノベライズするとフーゴが出てくるんだね。原作だとあまりにも消化不良なキャラだったからな〜。〈パープル・ヘイズ〉への抗体とか、そんな話あったな〜って思いながら読みました。癒しの幽波紋〈ザ・キュアー〉とか、戦闘向きじゃないのが貴重で好き。2014/05/26
ぷてらん
3
久しぶりに5部の皆に会えました。Jbooksのジョジョ小説第2弾。フーゴとの決別後、ヴェネツィアでの戦いが描かれています。《痛み》を吸い取るスタンド「ザ・キュアー」を持つ少女コニーリナの物語とお馴染みブチャラティチームの物語が、ヴェネツィアのサン・マルコ寺院で交差します。読みやすく、オリジナルスタンドの設定も面白くて良かったです!やはりパープル・ヘイズは強過ぎる…。そして荒木先生の挿絵、これもしかして全部描き下ろし……??贅沢すぎん???2023/05/24
どらんかー
3
不可もなく可もなくと言った印象2022/11/01
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