目次
1 松江開府をめぐる藩士と百姓(松江開府の立役者 津田の田中又六―松江城築城をめぐる酒と又六―;松江城下移住直後の堀尾家中と知行地―野原の八幡宮所蔵慶長十三年銘木椀の考察―)
2 松江藩士の文化活動(出雲蕎麦切ノート―出雲における蕎麦切初見の提供者 岡田信世―;松江藩士生田氏の来歴と学問;松江・鳥取藩医田代家の薬師如来坐像)
3 松江藩主松平治郷(不昧)の手紙と参勤交代(天真寺所蔵の松平治郷(不昧)自筆史料
伏見―西宮間における松江藩参勤交代路の変更)
4 奥出雲の神社と信仰(奥出雲における愛宕信仰の普及―関和彦氏「灰火山」小論の検討―;明治維新期の神社政策と地域社会―佐世家発祥地における前原一誠―)
5 西洋化と前近代的なものの残存(山陰写真史の黎明―森田禮造の研究―;松江の郷土誌『彗星』主幹 岡田建文の霊怪研究)
著者等紹介
西島太郎[ニシジマタロウ]
1970年滋賀県に生まれる。現在、追手門学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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