内容説明
「応仁の乱」勃発の原因となった武将・畠山義就。その戦に明け暮れた怒濤の生涯を描く稀有な歴史小説!畠山義就を中心に描くことで見えてくる「応仁の乱」とは?
著者等紹介
濱田浩一郎[ハマダコウイチロウ]
1983年生まれ、兵庫県相生市出身。歴史学者、作家、評論家。皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。兵庫県立大学内播磨学研究所研究員・姫路日ノ本短期大学講師・姫路獨協大学講師を歴任。大阪観光大学観光学研究所客員研究員。現代社会の諸問題に歴史学を援用し迫り、解決策を提示する新進気鋭の研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
35
面白かったです。畠山義就の戦いの歴史という印象を受けました。戦国の世に竜の生贄の如く暴れた姿が目に浮かぶようです。2023/12/17
グランくん
0
応仁の乱のきっかけとなった、畠山氏の相続争いの一方である義就を描いた物。 父である持国は、弟の持富を猶子にしたがその後、実子である義就に後を継がせる。 これに反発して、対抗する持富、その後持国、持富兄弟が亡くなり、対立は従兄弟同士である、義就と持富の子である政長に引き継がれる。 それぞれの陣営に、管領等々の加勢がされ、王城の地京のの都を舞台とした激しい争いが繰り広げられる。2023/10/10