ハマの帝王―横浜をつくった男藤木幸夫

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ハマの帝王―横浜をつくった男藤木幸夫

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  • サイズ 46判/ページ数 496p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865813968
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

“東の藤木、西の田岡”と並び称された男!命を張った三代の生き様!

山口組・田岡一雄の教え、義理と人情、沖仲士と賭場の港からカジノ追放へ。ヨコハマに一生を捧げた藤木三代の激動史!

横浜市へのカジノ誘致問題で総理大臣・菅義偉と真っ向対立した藤木幸夫(ハーバーリゾート協会会長)。勝負は横浜市長選へと持ち込まれ、2021年、藤木陣営が勝利し、カジノ誘致を阻止した。藤木三代は父・藤木幸太郎の代から、横浜港の港湾業者を束ねる実力者である。藤木幸太郎は焦土の横浜を命を張って救い、ヤクザの親分衆との強い絆で港湾荷役業を発展させた。山口組・田岡一雄もその一人であり、また稲川会の井上喜人を堅気にさせてもいる。

父の背中と田岡の薫陶を受けた息子の藤木幸夫は、義理・人情・恩返しの精神で、港湾カレッジ設立など港湾の近代化に努めてきた。芸能界にも顔が利き、勝新太郎、美空ひばり、杉良太郎など幅広く交流。横浜スタジアムやベイスターズ、FMヨコハマ開局などを仕切り、横浜の発展をリードしてきたドンである。幾多の難局を乗り越え港ヨコハマをつくりあげた男たちの疾風怒濤の軌跡!

内容説明

“東の藤木、西の田岡”と並び称された男!命を張った三代の生き様!山口組・田岡一雄の教え、義理と人情、沖仲士と賭場の港からカジノ追放へ。ヨコハマに一生を捧げた藤木三代の激動史!

目次

プロローグ―カジノ追放
第1章 沖仲士の港に根を張る男
第2章 焦土の横浜を生き抜く父と子
第3章 ヤクザと港湾労働者
第4章 はぐれ者を受け容れる港
第5章 芸能人が集う港町
第6章 一つの時代の終わりと始まり
第7章 実業界のドン
第8章 港の闇を照らす
エピローグ―ハマへの想い

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部仏文科を卒業。「週刊文春」記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ますりん

2
ヨコハマ史学習、次はこちら。明治から令和にかけての藤木家親子三代のドキュメント。港があるところにはかつての沖仲士、港湾労働者がたくさん働いていたし、いまも働いている。そんな当たり前のことを世界物流に恩恵を受けている身でありながら、身近に感じてこなかったことを先ず反省。港の歴史の中で日雇労働者と賭博、任侠、芸能、政治との関わりのありかたも良く理解できる。ただ中盤の藤木企業史的なものが延々と続くところは、ちょっと読むのが辛かった。 とはいえ、視座を固定したヨコハマ史本、ということで勉強になりました。2024/05/14

れいまん

1
地元横浜の生の歴史を知るには最良の本だと思う。 藤木3代特に初代幸太郎、2代幸夫の生き様は見事だ! 横浜は港とともに発展してきた!この港湾の始まりから発展まで、また、カジノ反対の経緯なども面白い! ただ、最後まで良くわからなかったのはいわゆるヤクザとの関わりだ! 山口組田岡氏は立派な人物だったようだが、全うな事業も゙出来たのに、ヤクザの゙世界も゙続けていたところに、未だに、港湾がある意味胡散臭く思われてしまうのは残念に思う。2024/03/25

NAGISAN

1
信念と信頼関係に基づく人間関係、そして金。現実社会の実情に即した人間味あふれる力作。流石、大下先生の力作。2023/12/15

tacacuro

1
「横浜をつくった」藤木企業の四代記。ハマっ子としての地元愛。義理と人情と恩返し(GNO精神)の港湾荷役の文化。ヤクザや博打といった負のイメージをミナトから払拭するための長年の苦闘。海洋国家・日本の玄関口として国を支えているという誇り。みなとみらい開発から排除されたという横浜市への不信感。そうしたところへ、事実上、港湾関係者が参入できない仕組で賭場を開くという事業計画と持ってきても…ということか。上海の港湾労働者がビタミンCの補給のために好んで食べたもやし入りの麺料理がサンマーメンの由来だという説に納得。2023/09/04

長南 徹

0
港湾業界の歴史を学ぶには良い本。既得権益の中で、何代も継承されていて、そこに政治が群がっていく感じは、流石にもう時代遅れになって来るとは思うが。2024/10/12

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