迷‐まよう―アンソロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103511113
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

最強作家集団、四たび集結! 旅先、迷路、父か母、あいつを殺すか……。8つの「迷う時」が編まれた特別なアンソロジーの誕生。

内容説明

はじめてのひとり暮らし、旅先、迷路、父か母か。そして、俺の人生を狂わせた、憎いあいつを殺してしまうか…。誰もがいつでも迷っている。迷うほどに、心を揺さぶる。短編の饗宴。最強の作家集団、四たび集結。全作品書き下ろし。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

185
8月某日同じ日に図書館本を予約し、方や『惑』は89日待ち。こちら『迷』は150日待ち。『迷』『惑』併せ読むと何か隠された秘密が見えてくるかと期待していたがそんな事はなかった。気がつかなかっただけ?ちなみに後半分は前半分と比べてつまらなかった。第5弾に期待。 /「未事故物件」近藤史恵、「迷い家」福田和代、「沈みかけの船より、愛をこめて」乙一、「置き去り」松村比呂美、「迷い鏡」篠田真由美、「女の一生」新津きよみ、「迷蝶」柴田よしき、「覆面作家」大沢在昌、「あとがき」福田和代 /2018/01/25

ダイ@2019.11.2~一時休止

162
特に読んでいる作家さんはいないけど惑うを読むついでに読んでみた。近藤さん・福田さんのがよかった。前に読んだアンソロジーでも近藤さんよかった記憶あるんで気になってる・・・読む作家さん増やすときに検討しようかな?2017/08/17

だんじろー

157
「迷蝶」2/3くらいまでは緊迫感があって面白かったのに、残念ながら最後の最後で失速。何であんな結末にしちゃったんだろ。どんでん返しはミステリ作家の真骨頂とはいえ、やり過ぎは逆効果だと思うけれど。「置き去り」こちらはおとなしく纏まり過ぎかな。手に汗握るサスペンスを期待したけれど、意外にも軟着陸。「沈みかけの~」今作品集で秀逸。相変わらず乙一さんは上手い。ミステリでしかも短編なのに、切なくて思わず涙腺が緩んでしまった。2017/10/04

いつでも母さん

156
お待ちしていました、アミの会。今回は男性作家も参加!しかも大沢さんに乙一!ワクワクしながら読みましたよ~生きてる間はずーっと迷うのだろうな私・・本を選ぶのに迷うのは幸せな迷いだが。どれも良いが今回の私の好みは乙一さん。柴田さん、大沢さん。しかし、あとがきにもあったが作家って本当に凄いね。『迷惑』なんて思わないので、これからもこんな楽しいアンソロジー楽しみにしている。『惑』も手元にある、もったいなくてすぐには読みたくないーと迷う。なんて迷惑な思考なんだ!2017/08/29

ダミアン4号

138
"アミの会"による短編集。お題は"迷-まよう-"…どの作品もとても印象的だったのですが柴田よしきさんの"迷蝶"が最もこのお題にぴったりくる作品だったのでは?と思います。定年退職し悠々自適となった主人公が始めたのは"蝶"を撮影しSNSに投稿する事…知り合った"同好の士”と共に台風に運ばれてきた沖縄在住の蝶の撮影に出かけるが…蝶の愛好家としか思ってなかった人物が過去の因縁に深く関わる人間だと気付いた瞬間に芽生える殺意!復讐すべきか否か?迷う主人公…しかし同じ思いでいたのは彼だけじゃなく…どんでん返しが秀逸です2017/10/12

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