呪われた戊辰戦争―鎮魂なき150年

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呪われた戊辰戦争―鎮魂なき150年

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865811780
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「なぜ我々が賊軍なのですか!!」戊辰戦争から150年!いまだに答えが出ない会津の叫び!和解なき歴史の汚点と深層に迫る!なぜ150年たっても敗者の魂は浮かばれないのか

2018年は戊辰戦争から150年の節目の年。薩長を中心とした新政府軍の前に、負けるべくして負けた会津。そんな会津には150年たった今でも、長州に対する恨みが深く残っている。

薩長土肥側の資料・文献と会津・奥羽越列藩同盟側の証言資料から、戊辰戦争が生んだ対立と悲劇を今日的な問題として書き下ろす。

第一章 戦争前史
第二章 悪魔の使者
第三章 少年兵の戊辰戦争
第四章 継之助無念
第五章 使節惨殺
第六章 惨憺たる会津戦争
第七章 長州兵の記録
第八章 松平容保の胸中
第九章 復権への道
第十章 戊辰戦争を問い直すのか
第十一章 長州との和解はあるのか
第十二章 神様の遺言
終 章 怨念と鎮魂

星亮一[ホシリョウイチ]
著・文・その他

内容説明

「なぜ我々が賊軍なのですか!!」戊辰戦争から150年!いまだに答えが出ない会津の叫び!いまだに浮かばれない敗者の魂!「官軍」を詐称した薩長土肥!奥羽越列藩同盟の崩壊の理由!会津と長州の和解なき歴史の汚点と深層に迫る!

目次

第1章 戦争前史
第2章 悪魔の使者
第3章 少年兵と長岡藩の戊辰戦争
第4章 使節惨殺
第5章 惨憺たる会津戦争
第6章 長州兵の記録
第7章 松平容保の胸中
第8章 復権への道
第9章 奥羽越列藩同盟の遺産
第10章 長州との和解はあるのか
第11章 神様の遺言
終章 怨念と鎮魂

著者等紹介

星亮一[ホシリョウイチ]
1935年、宮城県仙台市に生まれる。一関第一高校、東北大学文学部国史学科卒業後、福島民報社記者となり、福島中央テレビ報道制作局長を経て、歴史作家になる。日本大学大学院総合社会情報研究科博士課程前期修了。『奥羽越列藩同盟』(中公新書)で福島民報出版文化賞、会津藩と新選組の研究でNHK東北ふるさと賞、『国境の島・対馬のいま』(現代書館)で日本国際情報学会功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

18
私はいつも、日本の歴史は、東北(と沖縄)を虐げ続けてきた二千年だったと思っている。その残虐の極致が、戊辰戦争である。この本を通じ、福島出身の著者の叫びが胸を打つ。体を張って孝明天皇を守った会津が賊軍の汚名を着せられた理不尽。会津の死者の埋葬を禁じ、獣に食べられ腐敗するままに放置するよう命じた長州の極悪非道。そして、戦後の斗南藩への移封という残酷。本のタイトル通り、戊辰戦争は、正に呪われた戦争であり、その後、敗者への鎮魂さえ行われない150年だった。長州出身の総理は、このことをどう思っておられるのだろうか?2019/02/14

シンミチ

3
戦争はいつの世も不幸です。勝っても負けても双方に犠牲者が出ることは間違いないことで。ましてや、戦争を回避する選択肢は新政府側にあったはずではないか。(まぁ、回避するつもりなど初めからなかったわけだけど)この一連の戊辰戦争で舐めた会津藩の辛酸は到底納得できるものではないと改めて思う。2019/03/08

Go Extreme

1
戦争前史: 保科正之 薩摩の裏切り 会津の主戦派 悪魔の使者: 巨大な出費 会津出兵 本宮→福島 世良の首 総督を秋田に追放 少年兵と長岡藩の戊辰戦争: 悲痛凄惨 武双中立 愛憎河井継之助 使節惨殺: 秋田の悲劇 首をさらす 言葉の替え 農民を操作 三春狐 三百人を殺害 惨憺たる会津戦争: 白河惨敗 花は白河 起こる農民 地獄絵図 備蓄なし 降参 軍師不在 庄内藩の意地 徳川四天王 長州兵の記録 松平容保の胸中 復権への道 奥羽越列藩同盟の遺産 長州との和解はあるのか 神様の遺言 怨念と鎮魂2024/10/02

TAKAN

1
幕末明治維新について勉強中、本を読み漁るうちの一冊。戊辰戦争について、今でもなお遺恨が残っているということ、またそれを知りもしなかった自分に衝撃を受けた。知らないことは罪にもなると深く反省。国際問題(日韓、日中、日米など)の遺恨も未だ深く残っているが、国内ですらこうだとは思わなかった。一方で、こういった遺恨があちこちに残っているのは、日本人の「過去に向き合わないで曖昧なままにする国民性」(国民性という言葉で片付けるのは乱暴か)にも依っているのかなと感じた。2021/06/28

TERRY

1
日本の歴史について知らない事が多すぎることに気付かされます。奥羽越列藩同盟内に様々な立ち位置の藩があり、決して一枚板でなかったことはこれまで全く気に留めてませんでした。正義のために戦った会津が破れ、「利益を守るためには絶対に負けられない」と領民と一丸となって戦った藩が生き残ったことが印象的ですが、正義は戦争の大義名分として必要ですが、正義だけでは勝てないということなんでしょう。2019/08/12

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