出版社内容情報
プーチンは現代のツァーリ(専制君主)か?!
実質16年にもわたる長期政権を継続中のプーチン。ソチ五輪、クリミアの併合等の対外的打ち上げ花火によって支持率は80%台にまで達している一方、原油価格とルーブルの下落、米欧の経済制裁という経済“三重苦”によって国内経済は疲弊し、知識人の頭脳流出が続いている。沈みゆく大国=プーチンのロシアを内政面から鋭く分析する。
木村 汎[キムラヒロシ]
内容説明
言論弾圧、経済疲弊、頭脳流出―混迷のロシアは何処に向かうのか?プーチンはロシアをどう変えてきたか?ロシア史上、稀に見る長期政権を継続中のプーチン。「強いロシアの再建」を掲げ、国内には苛酷な圧政を敷く一方、経済は低迷、内政の矛盾は頂点に達している。ロシア研究の碩学が沈みゆく大国“プーチンのロシア”の舞台裏を詳細かつ多角的に検証する。
目次
体験
思想
制度
軍事改革
文民統制
国防相
メディア
NGO
国際NGO
ナヴァーリヌイ
モスクワ市長選
危機
当確
存続
衰退
今後
著者等紹介
木村汎[キムラヒロシ]
1936年生まれ。京都大学法学部卒。米コロンビア大学Ph.D.取得。北海道大学スラブ研究センター教授、国際日本文化研究センター教授を経て、北海道大学および国際日本文化研究センター名誉教授、拓殖大学客員教授。専攻はソ連/ロシア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ばんだねいっぺい
32
やっぱりウクライナのことが気になるので急いで勉強。「朕は国家なり」の行き着く果ては、どこになるだろうか。「支持率回復のための断末魔」と見れば、「冷蔵庫の中身がさらに減る」ので自壊する可能性も有り得るなと思った。 2022/02/26
ScorpionsUFOMSG
1
書評『プーチン 〔内政的考察〕』 http://bit.ly/2kbuem9 #本が好き プーチンは“国家を超えた存在”か、”システムの管理者“に過ぎないのか ■プーチンのロシアに対する10の問い ■百花繚乱のプーチン評 ■”人たらしプーチン” 2017/01/21
みこ
0
プーチンをその周辺の事実から考察する一冊。前に読んだ本がプーチンの言葉や経歴からその人格を推測し分析していたのに対し、本著では事実として何をしているか、周辺にどのような危機があるか、という点が強調されているように感じた 本著では、最終的にプーチンが政権を維持できるか?で考察が止まっている、しかしまさかこの時点でウクライナ侵攻を現実で行うとは欠片も著者も思っていなかったのではないか(少なくとも文面上は表していなかった) どんなに分析しても、本当の意味で人の考えや将来を予測することは不可能である2022/04/27
shimada1986
0
プーチノクラシーの基本コンセプト 「権力の垂直支配」「主権民主主義」「レント・シェアリング・システム」「プーチン流社会契約論」2018/01/21