出版社内容情報
全三部作がこの一冊に! 普及完全決定版!
「水俣病」患者とその家族の、そして海と土とともに生きてきた不知火の民衆の、魂の言葉を描ききった文学として、“近代”なるものの喉元に突きつけられた言葉の刃。半世紀の歳月をかけて『全集』発刊時に完結した三部作、第一部「苦海浄土」、第二部「神々の村」、第三部「天の魚」を一冊で読み通せる完全決定版。
石牟礼 道子[イシムレミチコ]
池澤 夏樹[イケザワナツキ]
加藤 登紀子[カトウトキコ]
中村 桂子[ナカムラケイコ]
鎌田 慧[カマタサトシ]
赤坂 真理[アカサカマリ]
原田 正純[ハラダマサズミ]
渡辺 京二[ワタナベキョウジ]
内容説明
『苦海浄土』は、「水俣病」患者への聞き書きでも、ルポルタージュでもない。患者とその家族の、そして海と土とともに生きてきた不知火の民衆の、魂の言葉を描ききった文学として、“近代”なるものの喉元に突きつけられた言葉の刃である。半世紀の歳月をかけて『全集』発刊時に完結した三部作(苦海浄土/神々の村/天の魚)を全一巻で読み通せる完全版。
著者等紹介
石牟礼道子[イシムレミチコ]
1927年、熊本県天草郡に生れる。詩人。作家。1969年に公刊された『苦海浄土』は、水俣病事件を描いた作品として注目され、第1回大宅壮一ノンフィクション賞となるが、辞退。1973年マグサイサイ賞、1993年『十六夜橋』で紫式部文学賞、2001年度朝日賞を受賞する。2002年度は『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。『石牟礼道子全句集 泣きなが原』(俳句四季大賞)他、作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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(C17H26O4)
燃えつきた棒
ぐうぐう
壱萬参仟縁
クリママ