ちくま新書<br> フッサール入門

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フッサール入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076731
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0210

出版社内容情報

現象学はここから始まる!

現象学は、世界とかかわる私の経験の仕組みを解明し、日常の事柄に新しい視点を与え、身近な他者ともう一度出会いなおす試みだ。一生をかけて愚直に著述を重ね、認識をめぐる哲学の根本問題と対峙し、現代哲学を切り拓いたフッサール。超越論的還元、エポケー、直観、志向性、ノエシス/ノエマ、知覚、生活世界、エンパシーといったエッセンスを平易に解きほぐしながら、誰も踏み入れたことのない場所で孤独に探究しつづけたフッサールの哲学的思考を追いかける、決定版入門書。

内容説明

現象学は、世界とかかわる私の経験の仕組みを解明し、日常の事柄に新しい視点を与え、身近な他者ともう一度出会いなおす試みだ。一生をかけて愚直に著述を重ね、認識をめぐる哲学の根本問題と対峙し、哲学を切り拓いたフッサール。超越論的還元、エポケー、直観、志向性、ノエシス/ノエマ、知覚、生活世界、エンパシーといったエッセンスを平易に解きほぐしながら、誰も踏み入れたことのない場所で孤独に探究しつづけたフッサールの哲学的思考を追いかける、決定版入門書。

目次

第一章 他者と向き合うための孤独―フッサールの肖像
第二章 経験の仕組み
第三章 経験の分類
第四章 世界との接触
補章 厳密な学問としての現象学
第五章 生きている私
第六章 私から他者へ

著者等紹介

鈴木崇志[スズキタカシ]
1988年新潟県生まれ。立命館大学文学部准教授。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学。著書『フッサールの他者論から倫理学へ』(勁草書房、日本倫理学会和辻賞受賞・著作部門)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ソーシャ

8
著者の日常的な例にひきつけた丁寧な解説をもとに、フッサール現象学の思考の過程をたどっていく一冊。基礎知識を前提とせずわかりやすく書かれているとはいっても単なる知識の解説ではなく、著者とともに順を追って思考しながら読むことを要求される本なので、通して読む必要があります。このフッサールの思考をたどる「孤独な旅」の終着点が他者論となっているのですが、精神病理学の基礎となっているEinfühlung(エンパシー)の概念も解説されていて現象学的な視点についての理解が深まったような気がします。2025/04/13

朝ですよね

3
フッサール入門であり現象学入門でもあり、他の超越論的な哲学者との相違も少し説明されている。かなり丁寧に書かれていて志向性や還元といった用語も分かりやすかった。2025/05/13

zunzun

3
フッサールの思想については倫理の教科書でも他の新書でも何回も触れてきたが、夢中になるほど読みたいと思ったことは一度もなかった。この本で取り上げられているのは「経験」についてである。フッサールはこの「経験」がどのように行われているのか分析し、詳述する。「自然的経験」が私たちが「リンゴの木をみる」ことだ。しかし、リンゴの木をみたあと、たまにそれを様々な角度や細かさを以て見始めることはないだろうか。すると、「リンゴの木」という志向性で済んでいたものが別様にみえてくる。これを「判断の停止」という。2025/03/20

μέλισσα

2
フッサール自身がエンパシーで不十分だと考えていたことから、現象学の他者論が自我のコピーでないと論ずるのは、むしろ現象学の自我論が他者をうまく扱えていないと考えた方が通る(現象学の立場から組み尽くせない他性を構成できるのであれば別だが)ような気がする。 が、コミュニケーション論の方は知らなかった。しかし、意図の問題は同様に音から声への移行の説明が必要になるのではないか。 とは言いつつ、それらはフッサールへの不満でしかなく、現象学への一歩目としては非常に良い本であると感じた。2025/03/25

Go Extreme

1
現象学 他者と向き合うための孤独 経験の中で物事がどのように現れるのか 思考の道筋 私という孤独な状態 エポケー 判断停止 還元 超越論的還元 三項構造 志向性 意識が常に何か対象に向かっている 志向的経験 作用 ノエシス 地平 充実 直観 構成 現れるもの 運動感覚 キネステーゼ 体験流 把持と予持 感情移入 エンパシー 対化 客観性と間主観性 原印象 コミュニケーションの共同体2025/04/09

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