出版社内容情報
高度経済成長を迎え、産業や人口の集中が加速する昭和30年代の東京。
都市の肥大化は、様々なひずみを生んだ。
そのひとつが「都市公害」と呼ばれる諸現象であった。
本書は主として水質汚濁の問題を取り上げ、深刻化・複雑化する問題に対峙した都の足跡を振り返る。
構成
第一 都条例による公害規制
第二 深刻化する水質汚濁と水質二法の制定
第三 公害対策行政の一元化
第四 「都市公害」対策の展開
第五 東都政下の到達点
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- 和書
- 文化財の保護 第53号