いのちの最後の授業―障害とともに生き、苦しまない生き方を実現したカンポンさんから、死にゆく前に届けられたメッセージ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865641264
  • NDC分類 184
  • Cコード C0015

内容説明

全身麻痺の障害を負いながらも、気づきの瞑想で心の自由を得た、タイ仏教修行者の言葉。

目次

第1章 カンポンさんの苦しみなき日々の一言―今ここの幸せに気づく57のメッセージ
第2章 カンポンさんの説法―「法を伝える道具」として届けられた5つの法話(プラス思考でも、マイナス思考でもなく;徳を積むってどういうことですか?;あなたの心に怖いトラはいますか?;「患者が感じていること」一日一夜のいのちから;死、それはいのちの最後の授業)
第3章 カンポンさんへのメッセージ―追悼の法話と善き友たちからの手紙(パイサーン・ウィサーロ;プラユキ・ナラテボー;スティサート・パンヤーパティポー;ブッパー・カムヌートシリ;スティン・シンソーダー ほか)

著者等紹介

トーンブンヌム,カンポン[トーンブンヌム,カンポン] [Tongbunnum,Kampol]
1955年、タイ・ナコンサワン県生まれ。22歳のとき体育教師として水泳の模範演技中に事故に遭い全身麻痺に。苦しみの日々の中、仏教僧ルアンポー・カムキアン師に出会い瞑想をはじめ、幸せに生きる道を見つける。講演活動やラジオ番組などを通じて多くの人に影響を与える。2016年4月に満60歳で逝去

浦崎雅代[ウラサキマサヨ]
1972年、沖縄県生まれ。タイ仏教翻訳家・通訳。元タイ国マヒドン大学宗教学部講師。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。現在、タイ東北部にある瞑想修行場「ライトハウス」に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れい

9
【図書館】著者は、20代半ばで半身不随になったが修行して苦しみから解放され、この世に執着せず苦しみとは無縁に命を終えていかれた。どんななかにも気づきが必要で、気づくことができると誰でも苦しみから解放されるのだという。簡単なようで難しい。でも、気づきは心を停滞させないために必要なものだと思うし、成長にも必要だと感じる。2019/04/06

たかこ

6
翻訳された浦崎雅代さんのお話を聞く機会があり、その前に読んでみた。日本とタイの違い、仏教の違い、死生観の違いがあるけれど、本質はひとつだと思う。カンポンさんは、全身麻痺になってからものすごく深い苦しみを気づきの瞑想で心の自由を得られた方、そして死のあり方を私たちに身をもって伝えてくださった方である。気づくこと、ただ観ていくこと、今ここにいることを感じること。修行によって、手放すことを身につけられる。ヴィパッサナー瞑想、私も取り入れていきたい。2019/10/06

満天

1
★★★★☆2021/01/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12955275
  • ご注意事項

最近チェックした商品