内容説明
生老病死をありのままに受けとめ、幸せに満たされて生きる。あらゆる存在は他者と相互に関係し合い、つながり合っている。つながりが実感できれば、不安はなくなり幸福になる―慈悲のまなざしで人々の一生を見つめ、手を差し伸べてきた看取りの医師による科学と仏教に見出した幸福の法則。
目次
第1章 看取りの医師として
第2章 科学と仏教
第3章 神との合一
第4章 日本の仏教は生きている人の力になれるのか
第5章 仏教とつながり
第6章 精進の果てに
著者等紹介
大井玄[オオイゲン]
1935年、京都府生まれ。東京大学名誉教授。東京大学医学部卒業後、ハーバード大学公衆衛生大学院修了。東京大学大学院国際保健学専攻教授などを経て、国立環境研究所所長を務める。社会医学徒および臨床医としての立場から、終末期医療全般に関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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