海戦の世界史―技術・資源・地政学からみる戦争と戦略

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海戦の世界史―技術・資源・地政学からみる戦争と戦略

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120051937
  • NDC分類 397.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

甲鉄艦から大艦巨砲時代を経て水雷・魚雷、潜水艦、空母、ミサイル、ドローンの登場へ。技術革新により変貌する戦略と戦術、地政学と資源の制約を受ける各国の選択を最新研究に基づいて分析する海軍史入門。

内容説明

甲鉄艦から大艦巨砲の時代、水雷・魚雷・潜水艦、空母、ミサイル、ドローンの登場により変貌する海軍史入門。南北戦争、二度の世界大戦、冷戦、現在、未来へ。技術革新によって変貌する戦略と戦術、地政学と資源の制約を受ける各国の選択を最新研究に基づいて分析するグローバル・ヒストリー。

目次

第1章 甲鉄艦の時代、一八六〇~八〇年
第2章 海軍の夢と競争、一八八〇~一九一三年
第3章 第一次世界大戦、一九一四~一八年
第4章 余波、一九一九~三一年
第5章 戦争の準備、一九三二~三九年
第6章 海軍の大決戦、一九三九~四五年
第7章 冷戦:米国覇権の時代、一九四六~六七年
第8章 冷戦:挑戦を受ける米国、一九六七~八九年
第9章 冷戦後、一九九〇年以降
第10章 未来へ
第11章 結論

著者等紹介

ブラック,ジェレミー[ブラック,ジェレミー] [Black,Jeremy]
1955年生まれ。エクセター大学歴史学教授。ケンブリッジ大学クイーンズ・カレッジを卒業して、オックスフォード大学大学院で学んだ後、ダラム大学で博士号を取得。近世イギリス史およびヨーロッパ史の権威であり、国際関係、軍事史、帝国史、出版文化、歴史地図、地政学など関心は幅広い。軍事史分野への長年の貢献を認められ、2008年に米軍事史学会のサミュエル・エリオット・モリソン賞を受賞。これまでに100冊以上の多岐にわたる著作を発表している。日本では主に地図関係の著作が邦訳されている

矢吹啓[ヤブキヒラク]
東京大学大学院博士課程満期退学(西洋史学)。キングス・カレッジ・ロンドン戦争研究科博士課程留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

9
イギリス人史家による一冊(訳者によるとかなり多作な方で、評価の別れる部分もあるよう)。海戦というよりは海軍の、もっというなら主要国の海軍ドクトリンの歴史を紹介している。戦後の後知恵でこれが良かった・悪かったとするのではなく、各国の文化、経験、地政学、資源などを総合的に見て、なぜその戦略を採用したのかが知れるのは面白い。ぶっちゃけどの国も間違っていた(いる)のだが、そのミスに気づいたときにどれだけ修正できるかがカギだということがよくわかる。「海軍」にのみ囚われた視野狭窄な研究に警鐘を鳴らしているのも印象的。2021/02/03

八八

1
ジェレミー・ブラックは多作な歴史家で様々な著作を持つことで知られている。氏は様々な論を一つの叙述に落とし込むに長けた人物であり細かな論点よりも大枠を提示することが得意としている(故に批判も多いが)。この著作は海軍に焦点を当てて、技術や植民地の獲得がグローバルな関係の中でどのように展開されていったのかを19世紀から現代までを通して論じている。本書はグローバルヒストリーの中の海軍を把握するには良著である。また、氏が著作に利用した膨大な参考文献リストは更なる理解を得たい読者には便利である。2020/01/24

Tigranocerta

0
主に19世紀半ばの鉄甲艦の時代からドレッドノートや潜水艦、空母などの技術発展と世界中の海戦、軍艦が関わった戦争について扱っており、海軍戦力の重要度の変遷や建艦競争のジレンマ、給炭基地やそれに対する石油の利点、ドレッドノート革命など、海軍の役割や性質についても幅広く説明されている。細かい海戦の内容というよりは海軍戦力が外交や政治、戦争全体にどのような影響を与え、与えられるのかというマクロな視点での解説となっているので、個々の軍艦や海戦の内容などのミクロな部分をある程度知ってから読むとさらに面白くなる。2022/04/15

Mits

0
「海戦の」というより、「海軍の」という感じ。語られるのは実戦の推移ではなくて、軍事ドクトリンの変遷だ。2020/05/06

Ohta "Landsman" Tohkan

0
本書は、軍艦の技術依存度が高まり始めた19世紀から現代までの海軍史や軍艦技術史について著述したものである。著者はオックスフォードで博士号を取得し、イギリスを中心に精力的に活躍する軍事史研究者である。(訳者も近年コーベット、マハンの著作を翻訳している実績ある翻訳家だ。)故に、その内容は一般的な戦争のみを述べる著作とは一線を画する。技術史と国際政治、経済についても踏まえながら各国海軍力の変遷を書くこの本は、海軍について学習したい全ての人に勧められる名著である。

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