感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
保山ひャン
4
電子音楽のリュック・フェラーリの「自伝」とヘールシュピール「センチメンタル・テールズ」が収録されている。ヘールシュピールはラジオドラマの形式の作品とでも言えばいいのか。自伝では、「失敗」「間違い」がよく出てくる。「ものごとは失敗か、未完成か、両方同時にかでしかありえない」とか。しっくりくる。2017/02/01
加代
0
自伝はもはや自伝の域を超え、事実と幻影とが混沌とする世界観が書き表され、読者は知らぬ間にリュック・フェラーリという大きな世界に引き込まれてしまう。ぜひリュック・フェラーリの音源を聴きながら本を読んでいただきたい。音響音楽への世界観が変わるはず!!2016/05/24