内容説明
日常普段の「ことば」をそのまま書として表現する―。当たり前に見えて書人の誰もが挑戦しなかったこの分野に一人果敢に挑戦した書人、横山淳一の書と人の魅力に迫る、感動と発見の一冊。
目次
第1章 日本語を書く(富士;大野城の貨布;李朝の水滴 ほか)
第2章 バックヤードと日常への広がり(四時;飲中八仙歌;飲中八仙歌 ほか)
第3章 横山淳一という「人」(誌上座談会横山淳一との青春(小粥信康・片桐秀明・辻元洋一)
横山淳一の歩み)
著者等紹介
財前謙[ザイゼンケン]
1963年、大分県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。書家。早稲田大学で横山淳一に出会い、書道は自力で究めるものとの確信を得、団体に属することなく、書の根源的な意味を問い続けている。第1回「墨」評論賞、白川静漢字教育賞特別賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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