内容説明
複雑化・多様化が進む現代社会のリスクに網羅的に対応！会社法、個人情報保護法、働き方改革関連法、独占禁止法などの法改正、裁判例やＥＳＧ投資などの最新の実務動向等も踏まえて改訂！企業不祥事の予防・対応につき、原因の分析から、管理指針、発生時の広報対応、信頼回復に向けた取組みまで、豊富な書式例とともに解説した必携手引！
目次
第１部 法務リスク・コンプライアンスリスク管理の基礎と実務（法務・コンプライアンスリスクの概況；コンプライアンス・内部統制とＣＳＲ；法務・コンプライアンスリスク管理の体制；リスク顕在化時の法務・コンプライアンスリスク管理）
第２部 具体例にみる法務リスク・コンプライアンスリスク管理の実際（製品や事業活動におけるざまざまな「偽装」；製品・商品の欠陥・事故；取引先の信用リスクの管理；税務・会計コンプライアンスと企業情報の開示；Ｍ＆Ａ取引に関するリスク；価格カルテル・談合；不公正な取引方法と下請法違反；インサイダー取引規制；事業会社の金融取引における留意点；知的財産権の取得・利用・管理・に関する法的リスク；反社会的勢力との取引の防止・解消；海外での事業展開におけるリスク管理；労務問題におけるリスク管理；企業情報のリスク管理；個人情報とリスク管理；環境保護に関するコンプライアンスと法的リスク管理；名誉毀損とリスク管理；施設・交通機関における事故とリスク管理；クレーム対応におけるコンプライアンス問題；経営者・役員の不祥事への対応；従業員の不正への対応
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ramusesu
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企業における不祥事対応について、包括的に記載されている。体制整備から個別の事案への対応まで、カバー範囲が広い。各記述の解像度も高く、企業内部の者にとっては頷けるところが多い。書式の掲載やポイントのまとめもあり、実用的であると感じた。700ページとそれなりのボリュームであるが、章ごとに区切っていけば読み進めやすい。企業法務・危機管理担当者は是非とも手元に置いておくべき本の一つであるといえる。2021/11/28
