内容説明
2020年4月施行の民法(債権法)等の改正に対応!債権回収実務に大きく影響する保証契約の見直しや、短期消滅時効の廃止等の民法改正に対応させて改訂!第2版では、初版刊行後に蓄積された知恵やノウハウを加筆し、新たに第5章「弁護士による債権回収のノウハウQ&A」を追録!スマートフォンの普及、SNSサービスの浸透、仮想通貨の普及等、新時代における効率的な債権回収の実践的手引書!
目次
第1章 債権回収の心掛け―1円でも多く!1秒でも早く!(債権回収は誰がどのように行う?;支払いが滞りそう?支払いが滞った?悪いのは誰? ほか)
第2章 債権回収の備え―回収率を高める「転ばぬ先の杖」(債権が焦げ付かないようにする必要性は?;新規取引の際の注意点 ほか)
第3章 債権回収の工夫(1)―工夫を凝らして迅速かつ確実に(正攻法では役不足?;相殺は最強の回収方法 ほか)
第4章 債権回収の工夫(2)―少し発想とやり方を変えてみる?(破産をちらつかせる;関係者を巻き込んでみる ほか)
第5章 弁護士による債権回収のノウハウ Q&A(債務者が会社を辞めたとき;債務者への確認事項 ほか)
巻末付録 債権回収でよく使う書式集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさやん510
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弁護士向けというよりは企業・事業者向けに債権回収の実務について解説した書籍だが、第3章・第4章の債権回収の工夫に関する記述の中には、債権回収業務に携わる人にとっても参考になる箇所が複数あった。 「当事者意識を強くもつことが債権回収の明暗を分ける!」「債権回収を進める主体はあくまで債権者自身であると考える!」(弁護士は債権者を法的な面でサポートしながら債権者といっしょに債権回収を進めていくサポーターという位置づけでとらえていただくくらいがちょうどよい)という経営者へのマインドセットはとても重要だと思った。2020/11/08
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