内容説明
日本の大手銀行、信託銀行、地方銀行、保険会社、ノンバンク、メザニン・ファンド、バイアウト・ファンド、格付機関などの実務家が参加してまとめられたLBOファイナンスの本格的な専門書。基本的な解説にとどまらず、市場発展に向けた課題や将来展望についてのメッセージも発信。また、今後日本でも大きな発展が期待されるメザニン・ファイナンスの特徴、活用機会、市場動向、課題についても解説。
目次
第1部 LBOファイナンスの特徴と市場動向(バイアウト・ファンドの仕組み―価値創造プロセスと金融機関の関わり;バイアウトのファイナンス・ストラクチャー―レバレッジ効果による投資効率の向上;LBOファイナンスの特徴―プロセスと条件設定を中心として;LBOファイナンスのシンジケーション―参加金融機関の裾野の拡大に向けて;LBOファイナンスのドキュメンテーション―その特色を中心として;LBOファイナンスのモニタリング―実践的なモニタリングを行うためにレンダーが留意すべきポイント;LBOファイナンスのモデリング―設例に基づくプロジェクション・モデル構築と活用の実務;国内におけるレバレッジド・リキャピタリゼーション取引(リキャップ)に関する考察―ストラクチャーと法的問題を中心として
日本のLBOファイナンス市場の動向―地域金融機関も含めた投資家層の拡大に向けて)
第2部 メザニン・ファイナンスの特徴と市場動向(メザニン・ファイナンスのプロダクツ―LBOファイナンスにおける劣後ローン・優先株式の構造;メザニン・ファイナンスの特徴―リスク・リターンとそのバランス;純粋MBOにおけるメザニン・ファイナンス―その意味合いと活用シーン;コーポレート・メザニン・ファイナンスの活用機会とニーズの広がり―特徴と多様性について;コーポレート型メザニン・ファイナンスの設計―日本の上場企業の事例を中心として;日本のメザニン・ファイナンス市場の動向―案件の多様化と裾野の拡大に向けて)
第3部 座談会(座談会 日本のLBOファイナンス市場の回顧と展望―投資家層の拡大と実務の高度化に向けて)
感想・レビュー
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nekozuki
Masakazu Odawara
りょ