内容説明
受任のタイミングから解決まで、実務上必須の留意点やノウハウが満載!ローン付住宅・退職金・企業年金などの取扱い、離婚後の生活の柱となる離婚時年金分割制度のしくみや手続、「調停に代わる審判」で変わった離婚調停の実情など最新の運用にもとづき書式も織り込みわかりやすく解説!
目次
第1章 離婚事件の進め方(「初動」が重要;妻側から、「離婚したい」と相談される場合 ほか)
第2章 財産分与・年金分割の相談と受任の要点(対象財産の把握は当事者の責任;離婚時年金分割制度の活用 ほか)
第3章 財産分与の法と実務(財産分与とは何か;財産分与制度の特徴 ほか)
第4章 離婚時年金分割制度の法と実務(年金分割制度の概要;「合意分割」制度の概要 ほか)
著者等紹介
小島妙子[コジマタエコ]
1977年東北大学法学部卒業。弁護士(仙台弁護士会所属)。ジェンダー法学会理事。日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会特別委嘱委員。日本弁護士連合会家事法制委員会委員。日本学術会議連携会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akane_beach
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実務書ではあるが離婚に直面して不安を抱えている人にも役立つ。離婚事件の進め方から、主に離婚時のお金に関する内容。年金分割・退職金・財産分与etc…。当事者の予備知識として、代理人や裁判所の考え方、また相手方がしてくるであろう主張の予想もたつ。事例や解説に照らすと、弁護士によって進め方の拙いのがいるのだということが分かる。無能なのか確信犯なのか。弁護士の当たり外れはある。当事者ならではの笑える内容も多々。知らぬが仏。夫婦は1/2ルール。離婚して失うものが多いのは夫。なんの得にもならないことがよく分かった。2018/07/08
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