出版社内容情報
シリーズ累計3.2万部を突破!いまもっとも勢いのある現代短歌アンソロジー最新刊!
同時代の歌人100人による100通りの「雨」の短歌。
好きだった雨、雨だったあのころの日々、あのころの日々だった君 ‒‒‒‒‒枡野浩一
目を閉じてこの身にあたるぶんだけを雨とおもえば怖くはないわ ‒‒‒‒ 雪舟えま
縦書きの国に生まれて雨降りは物語だと存じています ‒‒‒‒‒ 飯田和馬
どこか遠くでわたしを濡らしていた雨がこの世へ移りこの世を濡らす ‒‒‒‒‒大森静佳
自分から広がってったアンコールの手拍子をみる 雨をみるようにみる ‒‒‒‒‒岡野大嗣