内容説明
僧侶、保護司、空手道場館長として日々、親や子どもと接してきた著者が、子どもが自ら考え、成長し、自立できる答え方を紹介します。
目次
第1章 心の「なぜ」に答える(なぜ、大きくなったら何になるか考えないといけないの?;心ってどこにあるの? ほか)
第2章 家庭の「なぜ」に答える(なぜ、ご飯を残してはいけないの?;なぜ、お年寄りを大切にしなくてはいけないの? ほか)
第3章 友達との「なぜ」に答える(なぜ、約束を守らなくてはいけないの?;友達は、いなくてはいけないの? ほか)
第4章 社会の「なぜ」に答える(なぜ、人は戦争をするの?;なぜ、人に迷惑をかけてはいけないの? ほか)
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
作家。浄土真宗本願寺派僧侶。保護司。日本空手道「昇空館」館長。保護司として非行少年の更生に尽力する一方、幼児・小学校低学年を対象に「空手しつけ教室」を開くなど、現場で実践活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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じょうこ
3
心ってどこにあるの? なぜ人は戦争するの? なぜ人をうらやむのはいけないの? など40の質問について著者の実体験をもとにした回答例が綴られる。質問によっては、低中高学年別の答え方も。とはいえ、ハウツー本ではなく、著者の考えやエピソードが述べられているので読んで面白く、なるほどねーと大人が納得しつつ我が身を振り返ってしまう。いい意味で「便利な本」ではないだろうか? 一家に一冊あってもいい。それから会話時に、子どもに考える間合いを与える話し方は大事だな、やっぱり。この本の副題はたぶんそういうことかな?2020/09/16
SNOOPY
3
小学生になると、答えにくい質問をしてくるようになりますね。 あまり上手に答えてあげられていなかったので、参考になりました!2017/10/19
米山智裕@Share読書.Com
2
【子どもにとって親は”人生の師”】 僧侶・保護司・空手道場館長の向谷匡史氏が、子どもの「なぜ」に対する親の答え方次第で、考える力を育てることができると説く。子どもを輝かせる「なぜ」の答え方を我が手に! <3つの実践ポイント> 【1】常に「将来を考える」 【2】神様・仏様には、「お願いします」ではなく「頑張りますから、どうぞ見守ってください」とお祈りする 【3】「自分は、尊敬される人間だろうか?」と常に自問する2017/02/14
土曜日
1
自分ならどう答えるか?考えるきっかけになる本 こう言うテーマは時代とともに更新されていくもの、アップデートすることを心がけたい2021/07/04
入江・ろばーと
1
含蓄があって、「なるほど!」と納得させられる。良書。2017/05/05