ヘンリー・カウ―世界とは問題である

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  • サイズ B5判/ページ数 573p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784865031645
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

ロック・イン・オポジション 反対するロック(くだらない音楽に)。オープン・インプロヴィゼーション、宝石細工のような歌詞、逸脱するメロディ、自発性の執拗な追求によって、ロックを限界まで押し上げた英国のバンド、ヘンリー・カウ。1968年の結成から10年後の解散に至るまでを、メンバーやスタッフへの90本のインタヴュー、手紙、ノート、楽譜、日記、議事録などをもとにヘンリー・カウの比類なき音楽を精緻に解き明かすとともに、政治的・音楽的な集団主義を追求したグループの歴史をたどり、世界を変えるアヴァンギャルドの予測不能な潜在力を証明してみせる。モノグラフを超える、きわめつけの労作。

目次

序章 野生の実験主義
第1章 ケンブリッジじゃこんな曲は弾けないぜ 1968‐73
第2章 ファウストとヴァージンたち 1973
第3章 満足は不可能、不安は進歩 1974
第4章 個人に死を―スラップ・ハッピー 1974‐75
第5章 エウローパ 1975‐76
第6章 ローマへ続く道 1976‐77
第7章 もう何も楽しくない ロンドン 1977
第8章 ヘンリー・カウは常にヘンリー・カウでなければならなかった 1978
終章 ヴァナキュラー・アヴァンギャルド

著者等紹介

ピケット,ベンジャミン[ピケット,ベンジャミン] [Piekut,Benjamin]
コーネル大学の音楽学部助教授。ハンプシャー大学で音楽と哲学を学び、ミルズ大学で作曲の修士号を取得。アルヴィン・カランとポーリン・オリヴェロスに師事。カリフォルニア大学サンディエゴ校の批評研究/実験実践プログラムに参加した後、コロンビア大学で歴史音楽学の博士号を取得

須川宗純[スガワソウジュン]
編集者・自由研究家。香港歌謡史・映画史、インド映画音楽史、アメリカンコミックス史、村上春樹研究、散歩などを対象とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takao

1
イギリスのプログレッシヴ・ロックバンド2024/10/13

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