ソーシャルワーカーのジリツ―自立・自律・而立したワーカーを目指すソーシャルワーク実践

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ソーシャルワーカーのジリツ―自立・自律・而立したワーカーを目指すソーシャルワーク実践

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784865000474
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C0036

内容説明

ジリツしたソーシャルワーカーとはなにか?ソーシャルワーカーがジリツするためにはなにが必要なのか?「価値」「理念」「専門性」だけではぶつかってしまう壁。その壁にぶつかり失敗を重ねつつ「よいソーシャルワーカー」をめざして今も取り組み続ける6人それぞれのソーシャルワーク実践。遭遇した経験が教えるものを自らの言葉で表現できること、実践知を自らのものにすることの中にこそ「自立・自律・而立」のあり方をみる、若きソーシャルワーカーたちへのエール。

目次

1 ソーシャルワークにおける「支援観」―ホームレス状態にある人々の支援の現場から
2 ソーシャルワーカーの二つのジリツ(自立・自立)について考える
3 私はいつ「ジリツ」したのだろうか?―ソーシャルワーカーとしての自覚の芽生えと責任の育ちを振り返って
4 「良いソーシャルワーカー」について考えてみる―理想との出会いと別れ、そして付き合い方から
5 ソーシャルワーカーに「専門性」は必要か?―ビギナーズ・ラックとピア・サポートを手がかりに
6 ソーシャルワーク実践の「評価」―ジリツしたソーシャルワーカーになるには

著者等紹介

木下大生[キノシタダイセイ]
社会福祉士。1972年生まれ。聖学院大学人間福祉学部准教授。修士(コミュニティ振興学)、NPO法人ほっとプラス理事。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程在学中

後藤広史[ゴトウヒロシ]
社会福祉士。1980年生まれ。日本大学文理学部准教授。博士(社会福祉学)、専門社会調査士、認定NPO山友会理事。東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程単位取得退学

本多勇[ホンダイサム]
社会福祉士。1972年生まれ。武蔵野大学通信教育部准教授。修士(社会福祉学)、介護支援専門員、保育士。東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程単位取得後退学

木村淳也[キムラジュンヤ]
社会福祉士。1971年生まれ。会津大学短期大学部講師。修士(コミュニティ福祉学)。立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科博士後期課程中退

長沼葉月[ナガヌマハズキ]
精神保健福祉士。1976年生まれ。首都大学東京都市教養学部准教授。博士(保健学)。東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻(精神保健学分野)博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆう。

24
本著の問題意識の根底には、ソーシャルワーカーの価値・理念・専門性が大切だと言われている一方で、クライエントにとってソーシャルワーカーの果たす役割は何かということがあるのだと思いました。そして、ジリツにも自立・自律・而立があるのだと指摘しています。論考はそれぞれ独立しています。専門性が実践をするうえで邪魔をしていることがあるという指摘などハッとはさせられますが、では専門性とはそもそも何のか、なにかの価値観に当てはめるのではなく、ただ共にある空間をも大切にする実践も専門性といわないのかなど、疑問もわきました。2016/11/12

ステビア

16
「ジリツ」したソーシャルワーカーとは何か、そうなるにはどうしたらいいのか、6人の若手研究者が語る。読みやすく啓発的。2017/03/01

Z

7
面白かった。ソーシャルワーカー(社会的弱者の抱える問題を解決する仕事をする人)である6人が実務で考えさせたことから何かしら引き出すという本。「否定性の共有」知の権力性などの話から刺激を受けた。ギャンブル依存性の人にたいし、お金を預かり、日々分けて渡して浪費を防ぐことにしたら、ある日からだんだん機嫌が悪くなってきたので、「全額わたすので、また問題があったら来てください」といったら、後日「やっぱりギャンブルに使っちゃうので、先生あづかってください」というエピソード。他者と問題意識を共有する過程の重要性の指摘は2016/03/21

くま

5
セルフヘルプグループのくだりで、専門性が逆に邪魔をしてしまう場合があって、not knowingの姿勢が大切だみたいなことが書いてあったけど、これはその通りかも、と思った。ただ、ちょっと観念的というか抽象的というか、言葉の概念に重きを置きすぎてるからか、個人的にはあまり合わなかったかも。2016/05/31

saiikitogohu

2
「そもそも支援とは、ある状況に置かれている人とその状況を改善しようとする人との間で、何らかの否定性(よくないこと)が共通に認識されていることによって成立する…支援者とクライエントの間に、この否定性の共有がなされない限り支援関係は成立せず、支援も始まらない」(25) つまるところ、否定性の共有ができるまで、ソーシャルワーカーは生活者と関わり続けなければならない。援助者の役割の大半は、ただ、困り事に対して「こうすべき」と助言することではなく、「何に困っているか」を共に明らかにしていくということに費やされる。2017/11/24

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