出版社内容情報
理念と利欲と権謀の渦巻く国際社会を冷静に俯瞰し、日本が“名誉なき町人国家”から脱するための智と志を求め続けた著者の粋を集める。
内容説明
経済大国・日本を培いその志を求め続けた堂々たる足跡。高度成長期の産業政策から冷戦終結後の国際戦略まで透徹した思索と深い歴史的洞察で日本の針路を示し続けた著者の叡智を集大成する。
目次
1 日本の進路(時代はわれわれに何を求めているか―通産政策と通産官僚の新しい課題;新しい日本の進路)
2 産業政策の理念(日本型産業社会;産業政策のめざすもの ほか)
3 町人国家論(「町人国・日本」手代のくりごと―国際社会をしたたかな“町人”として生き抜くために;日本の論理・欧米の論理―対日批判再考 ほか)
4 ノブレス国家論(二十一世紀に日本は衰亡するか;さらば町人国家 ほか)
感想・レビュー
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