内容説明
他者との関わりの中で気づいた障害特性、起こしやすいトラブル、苦手なことを補うための工夫…自分の特性を知って暮らしやすくなるために必要なこととはなにか。具体的なエピソードを娘と母それぞれの視点からとりあげるなどの工夫もこらした、自分自身も、周囲の人たちも、ともに障害への理解を深めるための一冊。
目次
第1部 アスペルガーだからこそ私は私(だって、そう言ったじゃない;何が重要かの優先順位なんてつけられない;苦手なもの・好きなこと;集中しています;社交辞令は言わないで―薄情なわけじゃないけれど;定型と非定型―それはそれ、これはこれ;アスペルガーだからこそ私は私)
第2部 母から娘へ―霧が晴れた日に(子どもの頃;診断がついて)
著者等紹介
白崎やよい[シラサキヤヨイ]
1983年生まれ。23歳でアスペルガー症候群と診断された。知的障害のない自閉症スペクトラム成人当事者のピアサポートグループを設立し、運営している
白崎花代[シラサキハナヨ]
1955年生まれ。知人から子供の事で相談を受けたのがきっかけとなり、不登校・いじめ・学力低下などで悩む子供達と関わるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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