内容説明
学校教育実施が明記された児童自立支援施設。どのような教育形態と内容が子どもたちの真の教育保障につながるのか、そのためには、どのような福祉職(施設職員)と教育職(教員)との連携が必要なのかを明らかにする。
目次
第1章 教育保障の史的展開(児童福祉法による教育;法案における教育保障規定 ほか)
第2章 児童福祉法改正とその後の動向(全国教護院協議会の動向と運動;教護院の改正部分とその評価 ほか)
第3章 学校教育実施の実態(各施設の導入経緯;学校教育実施の実態)
第4章 現在の学校教育の実施状況(北海道家庭学校;宮城県さわらび学園 ほか)
第5章 今後の展望と課題(学校教員への意識調査;施設での聞き取り調査 ほか)
著者等紹介
小林英義[コバヤシヒデヨシ]
東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科(子ども支援学専攻)教授。専門、児童福祉論、司法福祉論。1951年生まれ。1974年・上智大学文学部卒業後、埼玉県内の児童養護施設、教護院で勤務。1996年・働きながら大学院(東洋大学大学院博士前期課程)に進学、1998年・同修了。2000年・会津大学短期大学部(社会福祉学科)、2007年・秋田大学教育文化学部(発達教育講座)を経て、2009年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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