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出版社内容情報
神秋 昌史[カミアキ マサフミ]
著・文・その他
hou[ホウ]
イラスト
内容説明
攻撃魔法を扱わせれば大陸最強と称される“紅蓮の魔法使い”セリスに、大陸最高の魔術士と讃えられる“光陰の魔術士”ロゼルス。最強の師匠たちを持つ弟子のルーイはしかし、その暴走を食い止めるという、最凶の苦難も同時に背負っていた…!守銭奴にヒキニート、ドS etc.ろくでなしの師匠100人を持ってしまった、最弱の弟子の冒険譚!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバサ
11
100人も師匠持ってるからやはり主人公は只者では無い。一線を踏み間違えるのは弱さ、だけど越えようとする強さも感じる。次巻は気分。2016/05/12
しぇん
9
指名手配されている師匠を追いかける話ですが、結局の所はお互いを想いあってる師弟の惚気話のような気がしないでもないです。綺麗に話は終わってますが、幾らでも話続けれそうな感じなので続きでれば買おうかなと。今の角川なら出ないかな?2016/05/08
真白優樹
9
多くの力を身に着ける為多くの師匠に師事した少年が逃走する師匠を捕まえる為の旅をする物語。―――一緒にいたいから追いかける。このルーイという少年、そもそもの環境で腐ってしまいそうなのに真っすぐに歩み世界を平和にしようと旅をし、個性派で曲者揃いの師匠達に囲まれても自分を見失わず真っすぐに突き進み教わった全てを会得し使って見せる。だからこそ彼は輝いて見えるのだろう。口は悪いが少年をきちんと評価し心配する師匠達、癒しである妹弟子、そんな人達に囲まれながら彼はこの先どんな旅路を進んでいくのか。 次巻も楽しみである。2016/05/01
サキイカスルメ
7
ミレーナの可愛さね。師匠を100人もつルーイと妹弟子ミレーナが、守銭奴師匠セリスを捕まえようとするお話。これだけ登場人物が出てくるのに、一人一人が役割を持って活躍するのは凄いなぁ。中でもミレーナの可愛さが素晴らしかったですが。イルちゃんも可愛かったね。ニート師匠のところにいるのは勿体ないくらい(笑)師匠は猫から筋肉、ニート、ドS、守銭奴と個性的な面々でしたが、みんなルーイを助けようとしてくれる弟子との絆を感じられてよかったです。ルーイは圧倒的不利な身体でも、腐らず努力する懸命さに応援したくなりました。2016/05/06
nawade
6
★★★☆☆ 法術力が弱くなる病の疾患者故、技で補おうと多くの師匠に師事したルーイがとある国の宝物を奪取しようとする最強で守銭奴なセリス師匠を捕まえようとする過程で子供の誘拐事件に巻き込まれる物語。問題解決の過程で協力を願う師匠達もヒキニート、ドS、筋肉最強系オネエとか個性豊かで曲者揃い。兄弟弟子のミレーナだけが癒しという状態。主人公はこんな師匠達に育てられながら、よくまっすぐ育ったねと感心しつつ、その生真面目さ故、苦労してるんだろうなぁと苦笑。話の展開は王道だったが、話の顛末も綺麗にまとまっていたと思う。2016/04/29