内容説明
のん気の達人、白酒は甲子園を目指す野球少年だった!何かの運命なのか、早稲田大学ではたまたま落研に入り、学生時代を気ままに過ごしすぎた結果、除籍。しかし師匠雲助と出会い、落語家になった。四十五歳の節目に初めての書籍にその半生を綴る。鹿児島での幼少期、いまの白酒を作る音楽や映画との出会い、さらに今や古今亭の大きな看板となった桃月庵白酒が「古今亭の愉しみ方 この師匠のこの噺」と題してめいっぱいのネタ論を披露!
目次
第1章 早大除籍―落語界へ
第2章 前座・五街道はたご 二ツ目・五街道喜助
第3章 桃月庵白酒誕生
第4章 鹿児島生まれ鹿児島育ち
第5章 古今亭の愉しみ方この師匠のこの噺(五街道雲助―『浮世床』『ざるや』『強情灸』『堀之内』『五人廻し』『妾馬』『臆病源兵衛』『新版三十石』;先代金原亭馬生―『幾代餅』『そば清』『笠碁』『親子酒』『千両みかん』『しびん』『ざるや』;古今亭志ん生―『替り目』『火焔太鼓』『鮑のし』『お化け長屋』『あくび指南』『お直し』『強飯の女郎買い』;古今亭志ん朝―『御慶』『野晒し』『付き馬』『愛宕山』『船徳』『酢豆腐』『お見立て』;古今亭志ん五―『鈴ヶ森』『錦の袈裟』;古今亭右朝―『転宅』『蔵前駕篭』『居残り佐平次』『後生鰻』)
著者等紹介
桃月庵白酒[トウゲツアンハクシュ]
1968年、鹿児島県肝属郡南大隅町生まれ。92年、五街道雲助に入門して、はたご。95年、二ツ目昇進して、喜助。05年、真打昇進して、三代目桃月庵白酒を襲名。11年、平成22年度、国立演芸場花形演芸大賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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