内容説明
現在の平和記念公園にあった嚴島大明神、豪華な御供船で賑わった京橋川・本川、白島九軒町の火振り、神に捧げる高提灯…。かつて街は祈りと賑わいに満ちていた。江戸戦前の広島を発見!
目次
原爆で忘れ去られた広島の人々の祈りを感じる地―中島町(現平和記念公園)
水と政にまつわる記憶のあふれる地―水主町(現加古町)界隈
小鷹狩元凱が書き残した豊かな記憶が伝わる街―白島界隈
広島開基の地―広島城
旧西堂(塔)川1・2(現大手町周辺)
水と活気にあふれた記憶を受け継ぐ地―流川・幟町・胡町界隈
広島の発展を見守り続けた川―旧平田屋川界隈(現並木通り~東千田町)
広島のアイデンティティー嚴島神社と柳にふれる地―旧台屋町・京橋町界隈
古より広島の地を見守ってきた山に抱かれた地―二葉の里界隈(広島駅北側)
天神様の見守る地―尾長町・山根町界隈〔ほか〕
著者等紹介
中道豪一[ナカミチゴウイチ]
昭和53(1978)年、広島市生まれ。國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期修了。博士(神道学)。出雲大社大社國学館講師、広島修道大学人文学部・広島商船高等専門学校流通情報工学科非常勤講師。広島県立図書館友の会会長、大崎上島町史編さん委員(調査研究・研究指導)、加藤友三郎顕彰会役員。神道研究の一環として、原爆投下前における旧広島市域の宗教民俗研究や石門心学の研究・継承に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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