内容説明
「世界の建築家の先生」ル・コルビュジエ。かれはなぜ建築家になろうと思ったのか?かれはほかの建築家とはちょっとちがっていた。かれがいなかったら、家も都市もいまとは別のものになっていただろうといわれている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
60
名前はよく聞く建築家ですが、何が凄いのか知りませんでした。この絵本を読んだ後でも、偉大さをあまり感じられません。彼は建築で世界を変えてしまいました。私達は、彼の変えてしまった世界に住んでいます。だから、それ以前の世界との比較で彼の偉大さを感じることすらなくなってしまったのかもしれません。後書きで、前川國男氏がお弟子さんの一人だった事を知りました。聞き覚えがあると思ったら、私の地元の宮城県美術館を設計された方でした。最近、老朽化したため取り壊す計画が発表されたところでした。今の内に良く見ておこうと思います。2020/02/06
あっきー
8
✴3 世界遺産登録前に上野の国立西洋美術館の館内建物ツアーに参加したことがある、普段は立ち入れない屋上とか説明してもらって楽しかった、今は当たり前になっている現代の建築様式がこの人から始まったことが15分でわかる本だ2019/03/21
ツキノ
8
今年原書の30周年を記念してスイスで新装版が刊行されたのを機に、日本語版も「末盛千枝子ブックス」の一冊として復刊されたもの。建築家 原広司による解説はこの復刊のみに掲載。デザイン的な表紙がいいのだけれど、お値段が高め。2017/11/13
おはなし会 芽ぶっく
6
SDGs 17の目標 【9 産業と技術革新の基盤をつくろう】2023/11/29
su-zu
4
装丁はすばらいしが、例えばコルビュジエが日本人の著名人で、教科書とかにものるような人で、小さい子どもに初めて読み聞かせるとかだったらいいと思うけど、日本人ではないので、用途がない。感動秘話でもないし、伝記としては内容が薄すぎるし。大人のインテリア用かな?2018/03/26