著者等紹介
ベイティー,アンドレア[ベイティー,アンドレア] [Beaty,Andrea]
アメリカ・イリノイ州生まれ。シカゴ在住。子どものころは畑や森で冒険するのが大好きだった。大学で生物学とコンピュータサイエンスを学び、コンピューターのソフトウエア会社に勤務。その後、子どもの本の作家となり、多数のヒット作を生み出している
ロバーツ,デイヴィッド[ロバーツ,デイヴィッド] [Roberts,David]
1970年イギリス・リヴァプール生まれ。ロンドン在住。大学卒業後、ファッション・イラストレーターとして働く。1998年から児童書を手がけはじめ、次々に作品を発表、高く評価されている
かとうりつこ[カトウリツコ]
東京の下町に生まれる。翻訳家。出版社で編集者として数多くの翻訳書を手がけてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
娘の大好きな素晴らしいシリーズ。今回は政治を身近な問題から紹介してあって、娘は大喜び。ばあばが市議会議員だった時に町の人と一緒に作った小さいけれど安全で、お金も高くなかった踏切。素敵な公園。退職した今でもお声がかかるため、水道料の学習会や校則の緩和に毎日大忙しなかっこいい彼女が娘は大好きです。この本を読みながら、情熱がいかに人を動かすかについて語り合いました。くじけそうになっても解決できることがある。失敗しても怖くない。言いたいこと、やりたいこと、進める人でいつづけてほしいです。2021/06/15
ヒラP@ehon.gohon
26
ゴミの山を公園に変えよう。 ソフィアの小さな声が。同じ思いを持った多くの人の声に変わって、社会を変える大きな力になっていきました。 多分、ゴミの山にゴミを捨てていた人の心も変えていったのでしょう。 でも、ソフィアが勇気を持って発言しなければ、何も変わらなかっただろうことも、忘れてはいけません。 未来を変えたのは、大きな勇気を持った、小さな声でした。2021/07/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
21
アンドレア・ベイティーさん3作め。ゴミ山で怪我をしてしまったおじいちゃんを思って、撤去して公園を作りたいと思うソフィア。色んな人の意見を聞くと、最後には「かんせいしたら おしえてね。」とソフィアが作ってくれると思ってます。まだ子どものソフィアの気持ちは沈んでしまいますが、おじいちゃんから勇気をもらって行動にうつします。ソフィアのモデルは一人ではなく1歩を踏み出す人たち。その一人に自分もなりたいです。人任せにするのではなく。2021/08/17
杏子
14
西日本読書感想画師弟図書中学年向け。少し長めなので、読み聞かせにはどうか?いつか3年生に少し読みながら紹介したけど。市役所をたらい回しにされるところが、現実味あった!声を上げることは大切、ってことかな。SDGsな未来へ!2022/06/05
ころちくわ
13
『せかいはふしぎでできている』と同じ作者の続編。8歳の女の子ソフィアは住んでいる町に公園作るために市役所へ行き、お願いするが、子供には出来ない、と言われてしまう。でも、市役所や町の人を動かして味方にしてしまう。勇気ある女の子の話。行動あるのみ。2025/05/03